対照的に困った2人

1人は農園のオヤジで、もう一人は食堂で働くおばさん。この2人のポリシー(自覚しているかどうかは疑問)というか動き方の違いが興味深い。

オヤジは農園に来るようになって10年以上たつが、多分一度も先頭に立って作業をしない。力仕事はしない。「今日はみんなと一緒に真面目にやっているな」と思っていると、少し経つといなくなってしまう。みんなで餅つきをしても、杵を持ったことがない。とにかく積極的に作業をやろうとしない。ただし、早く来たかと思うと、少ない収穫物の確保だけはしっかりやるという困ったオヤジなのです。今は定年退職しているが、自動車の修理工場で働いたというが、どういう働き方をしていたんだろうか?

もう一人のおばさんは、他人と一緒に仕事が出来ず、負けん気が強く、何でも自分でやるタイプ。取りたいものの間に人がいる時、その人に頼んで取ってもらえば良いと思うが、狭い隙間をすり抜けて取りに行く。やりたくても経験不足でできない人を、「働かない」と陰口を言う。他人を蹴落としてでも自分が1番でいたいらしい。そして、頑張り過ぎて、体調を壊してしまったりもする困ったおばさんなのです。

もしこの2人が一緒に何かをすることになったら、どうなるのだろう?
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PK

去年の2月、ミュージカル「ボンベイ・ドリームス」という公演があった。A.R Rahmanの作品に惚れ込んだイギリス人のロイド・ウエーバーと人が、彼が作曲した曲を使ってドラマを作りだしたもので、本国・イギリスをはじめとして、アメリカのブロードウエイでも公演があったそうです。それを日本に持ってきて、日本人の俳優と歌手で、東京と大阪で公演がありました。

その東京会場のホールでインド映画DVDを売らせてもらっていた時に、隣の「六甲サリー」のオーナーのボビーさんからだった。ボビーさんはインドの会社と契約していて観たい時にいつでもインド映画をスマホで観るという人なんです。

「加藤さんこの映画面白いよ。絶対売れるよ」と言われたのがこの映画だった。少し観せてもらったら、アーミル・カーンとアヌーシカが出ていて、監督がムンナバーイシリーズや「きっとうまくいく」を撮ったラージクマール・ヒラニと聞けば、つまらない訳はないと即納得した。

なかなかDVDが発売されなくて、少しイライラしてしまった。本国でロードショーが終わらないとDVDは出ないという説もあります。それが本当ならば、かなりヒットしているんだろうなと思っていたら、インド最大のヒット作だそうです、
やっと発売されて、すぐ注文して、届いてすぐに観たら、予想以上に面白かった。マサラ要素を詰め込んで、社会風刺をしていくという、この監督の面目躍如の内容で、アーミルの演技力は流石だし、アヌーシカは可愛いし、文句なしの映画でした。

そして、無宗教というか宗教(の怖さ)を知らない日本人や世界平和のために宗教原理主義の人たちに是非観て欲しいと思いました。

願いが叶って、とうとう日本で一般公開されました。当店でも、ポスターとチラシを送ってもらい、大いに宣伝させてもらいました。

「テーマが宗教だけに日本で受けるのだろうか;と心配していた知人がいましたが、初日から満員で、出だしは好調のようで、ホッとしています。これからこの好調を伸ばしていって、今までインド映画を観たこともない人たちにどこまでも食い込んでいって欲しいと思います。

来春、日本語字幕付きのDVDが発売される予定だそうです。みなさんも期待して、待っていると思います。だからこの映画のDVDはもう売れないと思って、仕入れを控えていましたが、公開前日に売れました。近くで公開されないのか? 日本語字幕付きを観る前の予行演習なのか? どちらの理由にしろ、こちらには有り難いことです。そういえば、「『Om Shanti Om』は何回も観たので、台詞は頭に入っているから英語字幕でもいいや。安いから」というお客さんもいらっしゃいました。

この映画が起爆剤になって、インド映画がもっとたくさん一般公開されることを願っています。そして、英語ご字幕でももっともっと観たい人が増えてくれることを願っています。マサラ要素がないので、一般公開されそうもないけど、観るに値する映画がたくさんあります。

人様々

現在、「IFFJ2016」が開催されていて、(実はもっと前にこれを書いたのですが、パスワードを忘れて、書き込めない状態が続いている間の先週の金曜日に終わってしまいました)インド映画13本が日本語字幕付きで大画面で劇場公開されています。こちらはいつも英語字幕で、小画面で観ている者にとっては、本当に羨ましいかぎりです。

http://www.indianfilmfestivaljapan.com/

こちらを考えない早さで進む英語字幕だと、どうしても全部の台詞を理解するのは困難で、2回も3回も観なくてはいけない。それでも完全に理解できたかというと、自信がない。
ヒンディ映画の字幕を付ける仕事もする知り合いは、「一様読める字数に要約する」と言っていました。英語字幕もそうしてくれると良いのだけど、、、。

ツイッターを読んでいると、様々な映画を観た人たちから、様々な感想、意見が寄せられています。読んでいると結構驚いたり、感心したり、今後仕入れるDVD選びの参考になります。

歌って、踊って、笑って、泣いての、いわゆる「マサラ映画」がお好きな人が多いのも分かりました。だから、最近増えてきた「実録物」は、歌も踊りもないので、インドでは受けても、日本ではあまり人気がないのでしょう。ところで、「サスペンス物」も増えてきていて、内容的にもかなり良いと思うのですが、歌も踊りもないので、日本では受けないのは理解できますが、インドではどうなんだろう?一度インド在住の日本人で、映画についてのブログを書いている人に聞いてみようと思っています。

実は、今回上映される映画のDVDは、未発売と、どうしても入手できないものを除いた現在入手できるDVDは全部揃えて、観に行かれるお客さんのために、あらすじ、オススメ作品などの情報をお知らせしようと、なるべく観るようにしています。しかし、観る気がしないものもあり。それらはまだ観ていません。これに対しての意見は、今のところほとんどありません。やっぱり観た人が少ないのか、評価があまり良くないのでしょう。

良くいらしてくれるインド映画ファンのお客様で、映像関係の勉強をしている方がこのIFFJが始まる前に、「IFFJは毎年『はずれ』が1作ある。今年はこれでしょうね。だってインドらしくない」と言っていた映画(僕もあまり評価していない)が意外に評判が良かったりもします。

そういえば、去年の作品でも、僕の評価が高かった映画は、「悪くはないです」程度で、残念ながらボリウッドファンにはあまり受けなかったようでした。2作ともインドでは評価が高かったのですが、歌も踊りも無かったせいかもしれない。

今日も店で静かにDVDを観ます。

歩行者は左側通行?

昨日は雨だったので、傘をさして右側を歩いていました。前から歩行者が来たので、「左(真中)に寄れ」と思いながら進むと、その人の後ろからもう1人現れて、2人が並んだ。一方通行の道なので、自分の後ろから自動車は来ないと思うが、自転車が来たら危険なので、真中に行くのは嫌だった。そこで、2人の間を強引に掻き分けて、傘をあてながらもすれ違った。
あの2人が右側を歩いていたら、なんの問題も無かったはずだと考えて、少しムカッときた。

その話をあるおばさん(本来ならば、ババアと呼びたいのだが少し世話になっているので)にすると、「今は左側を歩くのが普通よ。地下通路なんかでもそうでしょ」とのたまわった。

かなり前なので、何年前だかと理由は忘れたけど、「地下通路などは左側を歩く」ようなことが言われだし、それを聞いて、「そんなことをしたらまずいでだろう。何で通路も右側歩行にしないのだ?外の道は右側、中の道は左側なんかにしたら、勘違いする奴が出てくる」と危惧しました。

それが現実になってしまった。今日来る時に歩行者を注視していたら、右側を歩いていた人は、1割ぐらいしかいなかった。アーァ。

2016年 IFFJ(インディアン・フィルム・フェスティバル・ジャパン)

2016年の以下のラインナップが1ずつ小出しに発表されました。

https://www.facebook.com/IFFJ.jp/


1 Fan ★
2 Airlift ★
3 Ki & Ka ★
4 Monchora ベンガリ 未発売
5 Aligarh ★
6 Neerja ★
7 Phobia 近日入荷
8 Gabbar Is Back 近日入荷
9 Prem Ratan Dhan Payo ★
10 Size Zero Telugu X
11 Housefull 3 未発売
12 Bombay Velvet ★
13 Muftiya 短編作品 X
14 Kapoor & Sons ★
<注> (★) 今日現在店にあるもの (X) 2日間ヒマをみて探したが見つからなかったもの (未発売) いつになるか分からないが発売されれば入荷可能のもの

現在店にあるもののうち、どれとは言いませんが、昨年の作品以外は、評判が悪くない作品です。

去年僕が推した映画が、日本のお客さんたちにはあまり受けなかったのが、残念です。
しかし、インド国内では評価されて、1押しの映画は主演男優賞。その次に推したものも賞を取っています。僕の映画の観方がインド人になっているのか、日本のお客さんのインド映画に求めるものとは違うのかもしれません。

全部の映画を観てはいませんし、現在当店にある映画はある程度の水準にはありますが、今年は去年と違って、「これだけは観てください」と言える映画がないのが寂しいです。

プロフィール

Author:はるばる屋 店主
はじめまして はるばる屋店主です。

大学を卒業して、スイスに山を見に行き、安いというだけの理由で、陸路でアジア経由で日本に帰ってきました。
途中で垣間見た現地の人々の生活や習慣に非常に興味を持ち、

もっといろいろ知りたい

それにはもう一度行かねばならない

そうだアジアに関わる仕事をすれば良い

という三段論法と、

アジアの素晴らしさをもっと他の人にも伝えたい、それにはどうするか?

そうだ!現地に行って商品を買ってきて売る商売をすれば、自分はアジアに行けるし、彼らの文化・技・手のぬくもりを伝えられる。

などと考えて始めたこの商売。
気が付けば、もう30年以上も経ってしまいました。

アフガニスタンで何かあると、「あのおっさんは大丈夫だろうか?」、タイで爆破事件が起きると、「あの場所は、タイに行くと何回も利用する船着場」とか、何時もアジアのことを意識しています。
昨今、ベリーダンス、ヨガなどに人気が出てきました。でも、アメリカ経由の流行という感じもします。まっすぐアジアに興味を持って、好きになってくれる人たちが増えると嬉しいです。

はるばる屋のホームページは、http://www.harubaruya.com/ です。
ネットショップでのお買い物は、こちらからお願いいたします。
BBSでは、アジア関係の催し物の書き込みもご覧いただけます。

よろしくお願いいたします。

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