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PK

去年の2月、ミュージカル「ボンベイ・ドリームス」という公演があった。A.R Rahmanの作品に惚れ込んだイギリス人のロイド・ウエーバーと人が、彼が作曲した曲を使ってドラマを作りだしたもので、本国・イギリスをはじめとして、アメリカのブロードウエイでも公演があったそうです。それを日本に持ってきて、日本人の俳優と歌手で、東京と大阪で公演がありました。

その東京会場のホールでインド映画DVDを売らせてもらっていた時に、隣の「六甲サリー」のオーナーのボビーさんからだった。ボビーさんはインドの会社と契約していて観たい時にいつでもインド映画をスマホで観るという人なんです。

「加藤さんこの映画面白いよ。絶対売れるよ」と言われたのがこの映画だった。少し観せてもらったら、アーミル・カーンとアヌーシカが出ていて、監督がムンナバーイシリーズや「きっとうまくいく」を撮ったラージクマール・ヒラニと聞けば、つまらない訳はないと即納得した。

なかなかDVDが発売されなくて、少しイライラしてしまった。本国でロードショーが終わらないとDVDは出ないという説もあります。それが本当ならば、かなりヒットしているんだろうなと思っていたら、インド最大のヒット作だそうです、
やっと発売されて、すぐ注文して、届いてすぐに観たら、予想以上に面白かった。マサラ要素を詰め込んで、社会風刺をしていくという、この監督の面目躍如の内容で、アーミルの演技力は流石だし、アヌーシカは可愛いし、文句なしの映画でした。

そして、無宗教というか宗教(の怖さ)を知らない日本人や世界平和のために宗教原理主義の人たちに是非観て欲しいと思いました。

願いが叶って、とうとう日本で一般公開されました。当店でも、ポスターとチラシを送ってもらい、大いに宣伝させてもらいました。

「テーマが宗教だけに日本で受けるのだろうか;と心配していた知人がいましたが、初日から満員で、出だしは好調のようで、ホッとしています。これからこの好調を伸ばしていって、今までインド映画を観たこともない人たちにどこまでも食い込んでいって欲しいと思います。

来春、日本語字幕付きのDVDが発売される予定だそうです。みなさんも期待して、待っていると思います。だからこの映画のDVDはもう売れないと思って、仕入れを控えていましたが、公開前日に売れました。近くで公開されないのか? 日本語字幕付きを観る前の予行演習なのか? どちらの理由にしろ、こちらには有り難いことです。そういえば、「『Om Shanti Om』は何回も観たので、台詞は頭に入っているから英語字幕でもいいや。安いから」というお客さんもいらっしゃいました。

この映画が起爆剤になって、インド映画がもっとたくさん一般公開されることを願っています。そして、英語ご字幕でももっともっと観たい人が増えてくれることを願っています。マサラ要素がないので、一般公開されそうもないけど、観るに値する映画がたくさんあります。

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人様々

現在、「IFFJ2016」が開催されていて、(実はもっと前にこれを書いたのですが、パスワードを忘れて、書き込めない状態が続いている間の先週の金曜日に終わってしまいました)インド映画13本が日本語字幕付きで大画面で劇場公開されています。こちらはいつも英語字幕で、小画面で観ている者にとっては、本当に羨ましいかぎりです。

http://www.indianfilmfestivaljapan.com/

こちらを考えない早さで進む英語字幕だと、どうしても全部の台詞を理解するのは困難で、2回も3回も観なくてはいけない。それでも完全に理解できたかというと、自信がない。
ヒンディ映画の字幕を付ける仕事もする知り合いは、「一様読める字数に要約する」と言っていました。英語字幕もそうしてくれると良いのだけど、、、。

ツイッターを読んでいると、様々な映画を観た人たちから、様々な感想、意見が寄せられています。読んでいると結構驚いたり、感心したり、今後仕入れるDVD選びの参考になります。

歌って、踊って、笑って、泣いての、いわゆる「マサラ映画」がお好きな人が多いのも分かりました。だから、最近増えてきた「実録物」は、歌も踊りもないので、インドでは受けても、日本ではあまり人気がないのでしょう。ところで、「サスペンス物」も増えてきていて、内容的にもかなり良いと思うのですが、歌も踊りもないので、日本では受けないのは理解できますが、インドではどうなんだろう?一度インド在住の日本人で、映画についてのブログを書いている人に聞いてみようと思っています。

実は、今回上映される映画のDVDは、未発売と、どうしても入手できないものを除いた現在入手できるDVDは全部揃えて、観に行かれるお客さんのために、あらすじ、オススメ作品などの情報をお知らせしようと、なるべく観るようにしています。しかし、観る気がしないものもあり。それらはまだ観ていません。これに対しての意見は、今のところほとんどありません。やっぱり観た人が少ないのか、評価があまり良くないのでしょう。

良くいらしてくれるインド映画ファンのお客様で、映像関係の勉強をしている方がこのIFFJが始まる前に、「IFFJは毎年『はずれ』が1作ある。今年はこれでしょうね。だってインドらしくない」と言っていた映画(僕もあまり評価していない)が意外に評判が良かったりもします。

そういえば、去年の作品でも、僕の評価が高かった映画は、「悪くはないです」程度で、残念ながらボリウッドファンにはあまり受けなかったようでした。2作ともインドでは評価が高かったのですが、歌も踊りも無かったせいかもしれない。

今日も店で静かにDVDを観ます。

Love In Tokyo

このタイトルのインド映画が製作されたのが、1966年(昭和41年)。僕の学生時代です。
日本がアジアの出世頭として、必死に躍進していた頃です。それでインドの人たちから撮影場所として選ばれたのかもしれません。

歌と踊りはもちろんのこと、ロマンス、サスペンス、笑い、涙ありの典型的なインド映画です。
ハッキリ言って、ストーリー重視の傾向にある最近のインド映画とは違って。ストーリーそのものの内容が薄い娯楽作品ですが、舞台のほとんどがタイトル通り東京なので、その頃の懐かしい東京の風景や物が映し出されています。「自動車はあんな形だったな」、「そういえばあの頃の東京国際空港は、羽田だけだった」、「日劇ミュージックホールなんていうのもあったな」、「日比谷公園横の『日比谷花壇』はまだあるな」「これはどこだ? もしかして『船橋ヘルスセンター』かな?」などなど、今の若い人にはわからないものまでいろいろ映っています。「東京シュライン(神社)って知らない」と思って観ていると、何故か「厳島神社」だったりもします。

ボリウッドファンの間では、「この映画を見なくてはいけない」とまで言われているとの噂を耳にしたこともあります。

さて、最近つかんだ情報によると、この映画のリメイク権を日本の会社が買って、インドの人たちにも日本及びオリンピックに来てもらおうと、インド人の若手監督を起用して、東京を舞台にした映画を作ってもらうことが決まったようです。インドはリメイク映画が多く、3度もリメイクされた作品もあります。どんな映画になるか、どんな場所が舞台になるか楽しみです。

最近の映画でも日本が映ることがありましたが、確認したところ2つの映画に渋谷のスクランブル交差点が映されていました。世界的にかなり有名らしいですが、もっと映してもらいたい場所がたくさんあります。
住んでいる自分たちが認識できていないような良い場所を見つけてくれて、映画に使ってくれることを祈っています。

ミュージカル

去年あたりから、インドの映画が「3 idiots」(きっとうまくいく)以来少しずつ一般の人たちにも「映画」として認められる様になりました。嬉しいことです。しかし、興味の無い人たちからは、未だに、「インド映画って、すぐ踊るやつだろ?」と茶化すように言われることがあります。
「ムトゥ 踊るマハラジャ」が世間に与えた影響の凄さを感じます。そう言われた時には、すかさず「最近は、踊りが無い映画も増えてきていますよ」と答えるようにしています。
そして、歌と踊のシーンでも、物語の重要なことを歌っていることも多いです。
踊りの素晴らしさにどうしても2人のダンスに眼がいってしまう「Devda」の「Dola Re Dola」ののシーンでも、字幕を読んでいると、アイシュが「あの人と結婚しなさいよ」などと、重要なことが歌詞に入っています。何度も観ているので、やっとその余裕が出てきたのかもしれません。

今までにかなりの数の西欧のミュージカル映画が日本で公開されていたのに、途中の歌と踊りに慣れていない人がいるのかもしれません。
僕は若い頃にミュージカル映画をよく観ました。「ウエストサイド物語」は何度観たことか。考えてみると、だから途中で俳優たちの歌と踊りが入る映画を観ても、異常と感じないのかもしれません。
しかし、踊りというよりラヴシーンが長かったり、下手な踊りの時は、耐えられなくなって飛ばしてしまうことはあります。
バックダンサーをみていると、主役の人よりも上手いダンサーがかなりいます。振付師は俳優がどのくらい踊れるかで、振り付けを考えるようですが、インドの俳優さんたちは演技だけではなく、踊りも上手くなくてはいけないので、大変でしょうね。

ここまで書いて、ふと思いましたが、日本のテレビでは、ドラマはあっても、ミュージカルはほとんど放映されません。ステージではミュージルは演じられているし、ミュージカルスタ―なども存在しているにもかかわらず。
ということは、残念ながらミュージカルは一般受けしないということなのかもしれない。
ストーリー進行中の感情移入の妨げになるからかな?

昨日常連さんのお1人がご来店。彼は大学で映像を学んでいるので、映画の観方がさすがに鋭いので、こちらも触発されます。インド映画にはまってそれほど時間は経っていないがよく勉強しています。こちらも理解を深めてもらいたいので、手元にあって余った資料などを進呈したりもしています。

例えば、昨日は、先日買ってもらった「『Bajrangi Bhaijaan』でサルマンが何故あの女の子に助けを求められたのか?」について、「それはガネーサ神の近くで、赤い粉をまいて踊っていたので、神々しく映ったからではないか」というのが、彼の意見だった。何も考えずに、「ホーリーだ」と思いつつ観ていた僕とは違って、鋭い指摘。「それは言える:と思いました。
そんな彼に、「『Drishyam』の最後のシーンについての意見がいろいろあるけど、観て感想を聞かせてくれと言って、買わせてしまった。インド映画としては新しいタイプで、結構スリルがあるし、両方の親の気持ちがとても痛く感じられる絶対面白い映画なので、彼に観て欲しかったからです。もちろん彼の鋭い意見も期待しています。

まだまだインド映画はマイナーなので、普段はあまり話が出来ないようで、うちに来て下さったお客さんはたっぷりと話せて嬉しそうです。

そういう場所を提供できるだけるのは、コチラとしても嬉しいかぎりです。

インド映画は、家族愛を描いたものが多い。

昨日、ボリウッド映画を買ってくださる常連さんがいらした。前回買っていただいたDVD・Drishyamという映画についても話になった時、僕が、「終わり方がインドらしいというか、白か黒かはっきりさせないアジアらしい」と言うと、「その後の最後のシーンの意味が良く分からない」とおっしゃった。その前のシーンでもう終わったと思ったのとレジをやらないといけなかったので、観逃していました。そこでもう一度観直しました。

ざっとあらすじを書くと、自分がシャワーを浴びている時に盗聴され、その盗聴男が脅しに来た。それが映っている携帯の映像を消してくれといくら頼んでも応じてくれないので、棒でたたき落とそうとしたら、誤って頭を叩いて殺してしまう。帰ってきた父親がそれを知って、娘を守るために必死にアリバイを作り上げた。盗聴男の母親は敏腕刑事で、行方不明の息子を必死に探そうとするうちに1人の警官の証言から、父親が犯人に違いないと目星を付け、アリバイを崩していく。この過程が手に汗を握るくらい面白い。二度観ても飽きませんでした。
結局、息子の死体は見つけられなかった。そして、息子のしたことを息子の友人から知らされ、自分は警察を辞め旦那と一緒にロンドンに行くことに決め、去り際に父親に会いに行き謝る。父親も本当にすまなかったと謝る。お互いに具体的なことは何一つ言わずに。ここで、「アジアらしい終わり方だな」と思い、その後は気にしなかった。背中で音が聞こえたが、エンドロールぐらいに思っていました。その僕が観逃した最後のシーンの感想は、観ていただいた方にお任せするとします。

この映画もそうですが、インドの映画は家族愛(誤解が元で憎みあったりもしますが)がテーマのものが恋愛ものと同じように多いような気がします。
最近入荷した、Brithersという映画もそうです。

とにかく、インドの人たちは家族を大切にします。街中で、旅行者からなにかをかすめ取ってやろうしている男たちも、家では良い息子であったり、良い父親です。一度親しくなると、友人に対してもです。

プロフィール

はるばる屋 店主

Author:はるばる屋 店主
はじめまして はるばる屋店主です。

大学を卒業して、スイスに山を見に行き、安いというだけの理由で、陸路でアジア経由で日本に帰ってきました。
途中で垣間見た現地の人々の生活や習慣に非常に興味を持ち、

もっといろいろ知りたい

それにはもう一度行かねばならない

そうだアジアに関わる仕事をすれば良い

という三段論法と、

アジアの素晴らしさをもっと他の人にも伝えたい、それにはどうするか?

そうだ!現地に行って商品を買ってきて売る商売をすれば、自分はアジアに行けるし、彼らの文化・技・手のぬくもりを伝えられる。

などと考えて始めたこの商売。
気が付けば、もう30年以上も経ってしまいました。

アフガニスタンで何かあると、「あのおっさんは大丈夫だろうか?」、タイで爆破事件が起きると、「あの場所は、タイに行くと何回も利用する船着場」とか、何時もアジアのことを意識しています。
昨今、ベリーダンス、ヨガなどに人気が出てきました。でも、アメリカ経由の流行という感じもします。まっすぐアジアに興味を持って、好きになってくれる人たちが増えると嬉しいです。

はるばる屋のホームページは、http://www.harubaruya.com/ です。
ネットショップでのお買い物は、こちらからお願いいたします。
BBSでは、アジア関係の催し物の書き込みもご覧いただけます。

よろしくお願いいたします。

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