英語字幕付きDVD

今、当店で取り扱って日本語字幕付きのDVDは、「Sultan」のみ。以前シャールク主演のもの数点を仕入れたことがあったが、こちらが売り切れる前に。卸し先がこちらの仕入れ値段よりも安く売りだしたので、日本で仕入れることをやめた。
しかし、この「Sultan」は良い映画だし、「俺は日本語字幕のDVDしか観ない」というお客さんの声が気になったため入れてみました。

久し振りに日本語幕の映画を観てみると、台詞がすんなり頭に入ってくる。「やっぱり母国語」という感じがしたのと同時に、漢字が一文字で表す意味の凄さに感謝しないといけないと思った。それに知人で、字幕を付ける仕事をしている人が「訳が長くなってしまう時は要約することもある」と言っていたのを思い出した。インド製の英語字幕はそこまで考えていないだろうな。
そういえば、翻訳機で作った日本語字幕を観て、非常に笑ったことがあります。

英語字幕だと、読み終わらないうちに次に移ってしまうことが多い。それほど大事でないところはそのままにするが、「これは大事」と思われる台詞の時は、戻ってもう一度読むようにしている。面白そうな映画の時は、何回か繰り返して観てやっと何とか要点をつかむようにしている。二度三度と見るうちに前回気が付かなかった点が見えたりする。
英語を母国語する人たちはこの英語字幕を観て全部理解できるのかが疑問(インド独特の文化、宗教に関しては別)になり、一度来店したアメリカ人のお客さんに聞いてみたことがあるが、「大体は分かるけど、たまに早すぎて読み切れなかった」とのことだった。やっぱり。

先日、アメリカから南インド映画のDVDを入れたが、NTSCでリージョンフリーだが、3タイトルに英語字幕が付いていなかった。アメリカからなので、英語字幕が付いていると勝手に解釈していたこちらが悪いのか?
昔インドで映画を観たことを思い出したのと悔しさで、観てみた。ストーリーは案外簡単なので大体分かったが、「このセリフを知りたい」というシーンがいくつかあった。特にシリアスな映画での警官の台詞。大体の想像はできるが、確かめたい。誰か教えてーーー。

スポンサーサイト

シャーム・ベネガル監督

シャーム・ベネガル監督

インド映画を語るうえで忘れてはならないグル・ダットのいとこシャーム・ベネガル監督の名前が、最近どうも聞かれない気がするので、再注目してほしい意味を込めて、彼の作品のセールをいたします。

サタジット・レイ監督の影響を強くうけた監督なので、作品は芸術性が高く、映画界などがテーマの時以外は歌も踊りもありません。「インド映画はすぐ歌って踊る、、」と薄ら笑いを浮かべながら言う輩に突きつけてやりたい作品群です。インドの悪しき因習などを鋭き、特に女性の目覚めを促すような映画が多いような気がします。活躍したのが70年後半からなので今では入手できないDVDがあるのが残念です。彼の映画はシャーバナ・アズミが有名ですが、若いころのナシールディーン・シャー、スミタ・パテル、オーム・プリも出演しています。

BHUMIKA (ミュージカル女優)(当店No.DVD-0381) 1977年
Cast: Smita Patil, Amol Palekar, Naseeruddin Shah, Anant Nag, Amrish Puri, Sulabha Deshpande, Kulbhushan Kharbanda, Dina Pathak, Mohan Agashe, Om Puri, Benjamin Gilani, B V Karanth
ゴアの古い民謡を歌う歌手の孫で、ボンベイに出て来て人気女優になった・Usha(Sumita Patil)の生涯を描いています。インドでは珍しい恋愛結婚をしたが、一向に幸せを感じられない彼女、、、。

Nishant (凌辱の村) (当店No.DVD-0373)1978年
Cast: Shabana Azmi, Smita Patil, Girish Karnad, Anant Nag, Amrish Puri, Mohan Agashe, Kulbhushan Kharbanda, Naseeruddin Shah, Sadhu Meher
村の学校に息子一人を連れて赴任してきた先生夫婦。ある晩嫁さんが村を牛耳る地主の息子に目を付けられて拉致されてしまう。それを見ていた村人は誰も助けてくれない。警察に行っても取り合ってくれない。どうして良いか分からなくなってしまう旦那、やがて、、。

Ankur(芽生え)(当店No.DVD-0374)1974年
Cast: Shabana Azmi, Sadhu Meher, Anant Nag, Dalip Tahil, Priya Tendulkar
アーンドラ・プラディッシュ州の農村の女性が、自分を取り巻く様々な制約に立ち上がっていく姿を描いています。

Trikal (ゴアの恋歌)(当店No.DVD-0372)1985年
Cast: Leela Naidu, Naseeruddin Shah, Neena Gupta, Kulbhushan Kharbanda, Soni Razdan, Dalip Tahil, Anita Kanwar, K K Raina, Kunal Kapoor, Keith Stevenson
ポルトガル占領末期のゴアが舞台です。今は外国に暮らす男が久しぶりに故郷に帰り訪ねたのが、ある名家だった。そこで話されるのが悲しい恋の物語。流れる音楽は悲しい旋律のポルトガルの国民歌・ファド。インドであったインドでないような雰囲気。しかし、これもインド。


Junoon 1978年
Cast: Shashi Kapoor, Shabana Azmi, Jennifer Kapoor, Naseeruddin Shah, Nafisa Ali, Kulbhushan Kharbanda, Tom Alter, Sushma Seth, Deepti Naval, Benjamin
プロデューサー兼主役がかのシャシ・カプール。時代はセポイの反乱時。イスラム教徒の男がキリスト教徒の娘に恋をするが、、。時代の波に流らされてしまう人々、、、。

以上の作品の値段は全て2060円(税込)ですが、定型外郵便送料を含めて税込1900円にいたします。
期間は8月10日から8月17日の1週間です。

ご注文お問い合わせはこちらにお願いいたします。
con-brio@jcom.zaq.ne.jp

サルマン応援セール週間!!

3 Khansの一人・サルマンはあの図体なので、他の2人に比べて動きが鈍いように思われていますが、意外に繊細な演技をするし、ダンスでも古典舞踊のような繊細な指の動きもできる気がします。
しかし、残念ながらなぜか日本のファン(特に女性)には受け入れられていないようです。
そこで、タイトルのように当店で取り扱っている唯一の日本語字幕付きDVD・「SULTAN」を1週間だけですが、定形外郵便送料、消費税を含めて合計3500円で売ることにしました。

もう少し安い英語字幕もございます。

期間は2017年7月25日から8月1日までの1週間です。

ご希望の方は、下記のメールアドレスにお名前、郵便番号、ご住所、お電話番号をお知らせください。
con-brio@jcom.zaq.ne.jp

この映画の簡単な説明はこちらをご覧ください。→http://www.harubaruya.com/shop/

PK

去年の2月、ミュージカル「ボンベイ・ドリームス」という公演があった。A.R Rahmanの作品に惚れ込んだイギリス人のロイド・ウエーバーと人が、彼が作曲した曲を使ってドラマを作りだしたもので、本国・イギリスをはじめとして、アメリカのブロードウエイでも公演があったそうです。それを日本に持ってきて、日本人の俳優と歌手で、東京と大阪で公演がありました。

その東京会場のホールでインド映画DVDを売らせてもらっていた時に、隣の「六甲サリー」のオーナーのボビーさんからだった。ボビーさんはインドの会社と契約していて観たい時にいつでもインド映画をスマホで観るという人なんです。

「加藤さんこの映画面白いよ。絶対売れるよ」と言われたのがこの映画だった。少し観せてもらったら、アーミル・カーンとアヌーシカが出ていて、監督がムンナバーイシリーズや「きっとうまくいく」を撮ったラージクマール・ヒラニと聞けば、つまらない訳はないと即納得した。

なかなかDVDが発売されなくて、少しイライラしてしまった。本国でロードショーが終わらないとDVDは出ないという説もあります。それが本当ならば、かなりヒットしているんだろうなと思っていたら、インド最大のヒット作だそうです、
やっと発売されて、すぐ注文して、届いてすぐに観たら、予想以上に面白かった。マサラ要素を詰め込んで、社会風刺をしていくという、この監督の面目躍如の内容で、アーミルの演技力は流石だし、アヌーシカは可愛いし、文句なしの映画でした。

そして、無宗教というか宗教(の怖さ)を知らない日本人や世界平和のために宗教原理主義の人たちに是非観て欲しいと思いました。

願いが叶って、とうとう日本で一般公開されました。当店でも、ポスターとチラシを送ってもらい、大いに宣伝させてもらいました。

「テーマが宗教だけに日本で受けるのだろうか;と心配していた知人がいましたが、初日から満員で、出だしは好調のようで、ホッとしています。これからこの好調を伸ばしていって、今までインド映画を観たこともない人たちにどこまでも食い込んでいって欲しいと思います。

来春、日本語字幕付きのDVDが発売される予定だそうです。みなさんも期待して、待っていると思います。だからこの映画のDVDはもう売れないと思って、仕入れを控えていましたが、公開前日に売れました。近くで公開されないのか? 日本語字幕付きを観る前の予行演習なのか? どちらの理由にしろ、こちらには有り難いことです。そういえば、「『Om Shanti Om』は何回も観たので、台詞は頭に入っているから英語字幕でもいいや。安いから」というお客さんもいらっしゃいました。

この映画が起爆剤になって、インド映画がもっとたくさん一般公開されることを願っています。そして、英語ご字幕でももっともっと観たい人が増えてくれることを願っています。マサラ要素がないので、一般公開されそうもないけど、観るに値する映画がたくさんあります。

人様々

現在、「IFFJ2016」が開催されていて、(実はもっと前にこれを書いたのですが、パスワードを忘れて、書き込めない状態が続いている間の先週の金曜日に終わってしまいました)インド映画13本が日本語字幕付きで大画面で劇場公開されています。こちらはいつも英語字幕で、小画面で観ている者にとっては、本当に羨ましいかぎりです。

http://www.indianfilmfestivaljapan.com/

こちらを考えない早さで進む英語字幕だと、どうしても全部の台詞を理解するのは困難で、2回も3回も観なくてはいけない。それでも完全に理解できたかというと、自信がない。
ヒンディ映画の字幕を付ける仕事もする知り合いは、「一様読める字数に要約する」と言っていました。英語字幕もそうしてくれると良いのだけど、、、。

ツイッターを読んでいると、様々な映画を観た人たちから、様々な感想、意見が寄せられています。読んでいると結構驚いたり、感心したり、今後仕入れるDVD選びの参考になります。

歌って、踊って、笑って、泣いての、いわゆる「マサラ映画」がお好きな人が多いのも分かりました。だから、最近増えてきた「実録物」は、歌も踊りもないので、インドでは受けても、日本ではあまり人気がないのでしょう。ところで、「サスペンス物」も増えてきていて、内容的にもかなり良いと思うのですが、歌も踊りもないので、日本では受けないのは理解できますが、インドではどうなんだろう?一度インド在住の日本人で、映画についてのブログを書いている人に聞いてみようと思っています。

実は、今回上映される映画のDVDは、未発売と、どうしても入手できないものを除いた現在入手できるDVDは全部揃えて、観に行かれるお客さんのために、あらすじ、オススメ作品などの情報をお知らせしようと、なるべく観るようにしています。しかし、観る気がしないものもあり。それらはまだ観ていません。これに対しての意見は、今のところほとんどありません。やっぱり観た人が少ないのか、評価があまり良くないのでしょう。

良くいらしてくれるインド映画ファンのお客様で、映像関係の勉強をしている方がこのIFFJが始まる前に、「IFFJは毎年『はずれ』が1作ある。今年はこれでしょうね。だってインドらしくない」と言っていた映画(僕もあまり評価していない)が意外に評判が良かったりもします。

そういえば、去年の作品でも、僕の評価が高かった映画は、「悪くはないです」程度で、残念ながらボリウッドファンにはあまり受けなかったようでした。2作ともインドでは評価が高かったのですが、歌も踊りも無かったせいかもしれない。

今日も店で静かにDVDを観ます。

プロフィール

はるばる屋 店主

Author:はるばる屋 店主
はじめまして はるばる屋店主です。

大学を卒業して、スイスに山を見に行き、安いというだけの理由で、陸路でアジア経由で日本に帰ってきました。
途中で垣間見た現地の人々の生活や習慣に非常に興味を持ち、

もっといろいろ知りたい

それにはもう一度行かねばならない

そうだアジアに関わる仕事をすれば良い

という三段論法と、

アジアの素晴らしさをもっと他の人にも伝えたい、それにはどうするか?

そうだ!現地に行って商品を買ってきて売る商売をすれば、自分はアジアに行けるし、彼らの文化・技・手のぬくもりを伝えられる。

などと考えて始めたこの商売。
気が付けば、もう30年以上も経ってしまいました。

アフガニスタンで何かあると、「あのおっさんは大丈夫だろうか?」、タイで爆破事件が起きると、「あの場所は、タイに行くと何回も利用する船着場」とか、何時もアジアのことを意識しています。
昨今、ベリーダンス、ヨガなどに人気が出てきました。でも、アメリカ経由の流行という感じもします。まっすぐアジアに興味を持って、好きになってくれる人たちが増えると嬉しいです。

はるばる屋のホームページは、http://www.harubaruya.com/ です。
ネットショップでのお買い物は、こちらからお願いいたします。
BBSでは、アジア関係の催し物の書き込みもご覧いただけます。

よろしくお願いいたします。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR