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インド人ガイドはマナーが悪い!

Mixiのインド関係のコミに、上記表題のトピがたち、「ガイドを雇ったら、朝食をとってこなかったと言って、途中の路上で昼食をとった。乞食に水をやっても『ありがとう』と言わなかった。店に入っても、『いらっしゃい』を言わない。インド人のマナーはどうなっているんだ」と書き込まれていました。
自分が関わったほんの数人を見て、自分の価値観だけで、歴史、文化がかなり違うところの人たちのことを「インド人は、、、、、。」と書くのは、言い過ぎだと思います。
それは、自分の無知と不寛容さをさらけ出しただけの様な気がします。

店の前を通ると、こっちを見ないで、「いらっしゃいませー」と声をかける店員。店に入って、笑顔で「いらっしゃいませ」と声を掛けられても、表情も変えないで、店員を見る人。まるで無視して背中だけ見せてそのまま帰る人。こちらが説明しても、「ありがとう」と言うだけで何も聞いていない人。
こんな「いらっしゃいませ」、「ありがとう」に何の意味があるのだろうかと思ってしまう。

まだ日本人が外国に行くようになる前からの、古くからの諺に、「郷に入れば、郷に従え」というものがあります。国内でもそう言われてきました。
まして外国、それもインド。

文化の違いから、何かあると戸惑うのは当たり前。
それをどっかり受け止めて、その国の人たちだけが悪いのだとしないで、自分の許容量、柔軟さ考えさせてくれるもの、そしてそれを楽しみ、世界を考えさせてくれるものが、外国旅行ではないでしょうか?

その後、いつもの様に賛否両論、自分の体験談などが書き込まれています。
実際にインドで親子2人で暮らす日本女性から「ムカつくことは多々ありますが、インドの人たちは、子どもに親切です」との書き込みもありました。

インドの一般の人たちには心優しい人がたくさんいますが、最近インドに行く人たちは、旅行期間が短くて、出来るだけ多くの場所に行きたがるので、旅行者から儲けようとしていしている輩としか接する時間がなく、その他多くの現地の人たちとの関係ができません。せっかく時間とお金を使って行ったのにもったいないと思います。旅の思い出は、どこに行ったではなく、現地の人と交わすの笑顔だと思っている自分からすると、本当にもったいない。

街にいる「チェンジマネー」のあんちゃんたちでも、付き合うとそんない悪い人たちだけではありません。

昔、昼下がりの暑い時にデリーの街をブラブラしている時に、一人の乞食の少年に付きまとわれました。「バクシー」と寄ってきたので、「No Money」と言ってから知らん顔をして歩きはじめましたが、ついてくるので煩いから店に入りました。中で何か物色しながら、外を見るとニコッとする。外に出て歩きだすと、しつこくついてくるという具合でした。2時間位、何回かそれを繰り返していたら、喉が渇いてきました。その頃は、日本にもペットボトルなるものがない時代でしたので、飲み物は紅茶かジュース・コーラ類しかありませんでした。
ジューススタンドの様なところに行き、コーラを1本頼んだのですが、2本に増やしました。それは、彼の根性に敬意を表したかったのと、何となく友情のようなものを感じた(多分こっちの一方的な勘違いしょうが)からです。コーラを飲み終わり、「バイバイ」と言ったら、素直に離れていきました。言葉が通じたら、彼の心情を聞きたかった。

この時以外にインドをはじめどこの国でも、施しをしたことはありません。
貧困などの問題は、その国の政府、住民たち自身が解決することで、外国人がとやかく言うことでも、個人的に施しをすることではないと思っているからです。
「貧乏人よ、立ち上がれ」と言いたい方です。
知り合いのパキスタン人は、いつも車を止めるパーキングに屯している少年が来ると、数学を教え、「次に来たときまでに覚えておけ」と言って、次回にそれが出来たらチップをあげていました。心ある自国民がそれをするのならば、それも一つの方法かもしれません。
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船旅

あの地震からもう2週間経ちますが、まだ断続的に余震が続いていて、揺れていなくても揺れているように感じたたり、揺れていても揺れを感じなかったり、身体がおかしくなってきているような気がします。テレビでは、「地震酔い」と言っていました。
今も震源地の近くにいらっしゃる被災者の方々の地方は、もっと揺れてはずです。もっと体がおかしくなっているかも知れません。
「お大事に。耐えてください」としか言えないのが、辛いところです。

こんな時ですが、初めて行った海外旅行を思い出しました。
横浜から船で行った香港、台湾旅行です。
買い持ち出し外貨制限は、700ドル。1ドル=360円の時代でした。
その貨客船の定期航路は、フランスのマルセイユから地中海を東に行き、スエズ運河を通り、インド洋に出て、アラブの国々、インド、アジアの国々の主要港に寄港して、人と荷物の積み下ろしをしながら横浜まで来て、同じ様にして折り返すというものでした。香港までは4日間で、通常は全行程約30日の航海でした。
しかし、その当時は、「スエズ紛争」があり、スエズ運河が通行不能で、アフリカの南端・喜望峰を回らなくてはいけなかったので、45日ぐらいかかっていました。そのために赤字に陥り、その年の終わりには廃止になってしまいました。

横浜の第一桟橋から乗り込むと、2等6人部屋の同室人は、日本人で香港に玩具を仕入れにくくという商売人の2人連れ、若者2人と年配のドイツ人のおっさんでした。そのおっさんの話を聞くと、定年を記念した往復旅行だそうでしたが、相当疲れていたようで、食事以外はほとんど寝ていました。

やることがなかったので、船内探検をしたり、知り合った日本人たちと麻雀をしたりして時間を過ごしました。船上には、プールもあったのですが、まだ寒かったので、誰も泳いでいませんでした。
バンコクから日本に留学しているというタイ人、インドまでこの船で行って、それからヨーロッパまで陸路で行くという日本人、フランスに留学するので、マルセイユまで乗るという日本人など、いろいろな人たちがいて、旅に対する好奇心が大いに刺激されました。

フランス船だったので、食事はフランス食で夕食にはワインも出ました。食堂で働くのは、ほとんど中国人で、「外国」という感じでした。

香港に着く、船で一緒だった2人の日本人の若者と一緒に船着き場の近くのYMCAに宿を取り、街を歩きはじめたら、船から降りたのに身体が揺れている気がしました。そしてその感覚が2日ぐらい続きました。それが今ととても似ています。

野菜

2,3日前、政府より福島県や北関東地方産の牛乳、ホウレンソウ、カキナなどから、基準値を大幅に上回る放射性物質が検出されたことで、出荷を自粛するようにとのお達しがあり、その後も地域、産物が拡大しています。

我が三鷹ちびっ子農園でできた野菜は、自分たちの楽しみのためにやっているので、「心配だったら食べなければ良い」だけですが、生計のために丹精込めて作り、出荷を待つだけだった野菜を廃棄するしかない農家の方々にとっては、自分の失敗ではないだけに諦めきれないと思います。

カキナとはアブラナ科で、現在我が農園で唯一収穫できているノラボウと同じ種類です。
政府の「今回の出荷自粛は、大事をとっているだけで、人体にそれほど影響はない」という説明、専門家の「流水で洗えば相当落ちます。茹でればもっと落ちます」という言葉とこの雨で少しは流れたと信じて、ちょっと心配ですが食べるべきか?
落ちた放射線を被った野菜が現在対象になっていますが、東京の水も乳幼児が飲めないほど汚染されているそうです。
その汚染された雨で表面が洗われたのか? かえって染み込んでしまったのか?
その雨が地面に染み込んで、その水分で育った野菜は大丈夫なのか?
農園のある三鷹にも放射線が飛来していないわけがないので、心配です。

視聴して選んでいただく

先日、3人のお客さんがそれぞれバリ音楽、インド音楽とベリーダンス音楽CDを買いに来てくれました。

バリ音楽CDのお客さんは、初めてCDを買ってみようという方で、「ガムラン」という名前を知っているだけで、バリの楽器、音楽そのものについて、あまり良く知らないようだった。
一応、ジャケットを見て気に入りそうなCDを選んでもらい、それらを聴いてもらった。実を言うと、もともとあまりバリ音楽CDを買ってくれるお客さんがいないので、こちらも最近はあまり聴きこんでいなくて、いろいろ聞かれても満足に答えられないヤバイ状態が心配だった。
何枚か聴いてもらっているうちに少しずつ楽器の音、名前などを思い出してきた。
お客さんは、「これはとこれは良いな。これは少しドラの音がうるさいかな。迷うな」などと感想を言ってくれたので、「それじゃ、もっと迷ってください」と言って、彼女の選んでいなかった別の楽器が使われているCDを何枚か選んで聴いてもらった。すると、「ウーン、これも良いですね」と散々迷って1枚選んでくれました。

若い男性のお客さんは、ほとんど話もしなかったし、試聴もしないでインドの古典ヴァイオリン音楽を買ってくれました。そのCDは、南インドのヴァイオリン音楽が好きな人しか選ばない種類のものだったので、家で聴いてみて、「こんなはずじゃなかった」と思わなかったかと、ちょっと心配です。気に入ってくれることを願っています。

「スパースターズの3はありませんか?」と声をかけてくれたベリーダンサーのお客さんがいました。棚を見ると、切らしていたので、「ごめんなさい。売り切れています。再注文するので、1、2週間待ってもらえますか?」と答えると、「それではほかのCDを探します」ということになりました。例によって何枚か選んでもらったCDを聴いてもらっている時にこちらからいろいろ質問してみると、お探しの音楽が見えてくるので、こちらでも何枚か選んだり、新着でまだ聴いていなかったお好みそうなCDを聴いてもらった。
CDをたくさん持っているようで、「このCDは良いけど、この中の3曲持っている」とか、これは良いと思って聴いてもらったCDは、「友達からもらった音源はこのCDなんだ」とかでなかなかお好みが見つかりませんでした。こうなると、こちらも楽しくなって、また何枚か選んで聴いてもらいました。
合間に「このCDは音楽としては良いけど、演奏が複雑なので、振付が難しい」とか意見を言ってくれたので、こちらの勉強にもなりました。
「スパースターズ」を選ぶお客さんが多い理由も教えていただきました。「Youtubuで検索すると、様々な国のダンサーが『スパースターズ』の音源での踊りを載せているので、振付の参考になる」とのことでした。
「頑張っているんですね。うちで選んでいただいたCDが役に立つと良いですね」とお帰りになる時の背中に心の中で声をかけました。

東北地方にお住まいのベリーダンサーさんは、WSで上京するたびにうちに寄ってくださり、DVDを買ってくださいます。前回買ってくださったDVDの感想も詳しく教えてくれます。普段は先生に付かず、独学で練習しているそうで、DVDは重要な先生役をしているそうです。

こういうお客さま方に、うちが支えられていることを感謝して、うちも喜んでいただけるように頑張らなくてはいけないと切に思います。

福島第一原発事故

今度の地震と続く津波で、福島の原発が大きな被害を受け、放射線が漏れだし、野菜や牛乳などにも汚染されてきています。関係者の方々が、必死に修復作業を続けてくれています。
これ以上ひどい影響が出ないように、彼らの努力が実るのを祈るばかりです。
そして、今回の放射線漏れ事故は、日本のみならず、世界中に不安が広がっています。

外国から来た演奏家や留学生が、国からの帰国命令を受けて、帰国したりしています。
日本に住んでいる我々は、国を捨てて逃げるわけにはいきませんが、子どもを九州、四国に避難させた知人もいます。

そして、原発、特に日本のものは、安全だと世界が認めていたそうですが、いくら天災とはいえ、事故が起きたことに、原発そのものに対する不安を世界中の人たち抱かせたと思います。
建設計画を白紙に戻した国もあるようです。

2週間ほど前に、うちのベランダのプランターに、畑で間引きした本当に小さなレタスの苗を植えました。小さすぎて根付くかどうか心配でしたが、なんとか根付き、萎れていた葉が立ちあがり、毎日少しずつ成長しています。こんな時、大地(プランターなのでそう言えるかどうかは別として)の素晴らしさを感じます。
でも、その大地のエネルギーが逆に作用した時に、今回のような大きな地震、それに伴う津波が起きてしまいます。それも人間が考えられる以上のエネルギーで。

東京都知事が、「欧米人と違って、日本人は我欲が強いから、天罰が当たったのだ」とか言って、陳謝していました。あの人は、たまに暴言を吐きます。それを暴言と取るか、そう思わないかは、こちらの心情次第かもしれませんが、「欧米人と違って」の部分は、「今の世界が、誰の我欲でこのようになっているのだ。今度はリビアに出兵かい?」と反論したいが、我欲については、今のゲームのような買い占め状況をみると、完全には否定できないかも知れない。だからといって、「天罰だ」は、もちろん言っていけない言葉でしょう。今度立候補を表明した都知事選に再選されなかったら、この言葉を返してあげたいと思っています。

昔、広瀬 隆さんの「東京に原発を!」という本を読んだことがあリます。「原発の危険性を訴え、そんなに安全ならば、東京に原発を作ったら?」という内容です。その本を読んで、原発の恐ろしさを知りました。

今回の事故について、彼の「朝日ニュースレター」での発言がYoutubuで観ることができます。
広瀬隆さんのTV
http://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/0db89279cf33792c14e4b566aac187d8

田中優さんという方のサイトも参考になります。

こちらです。
http://www.ustream.tv/recorded/13373990


このような危ないものの存在が、「本当に必要なのか? 替わりのものはないのか? それに対して我々のできることは何なのか?」を、もう一度考えさせてくれる事故となりました。

本の感想文 『東南アジア食紀行』森枝 卓士著 

書評というほど大げさなものではないので、「感想文」にしました。

「徳間文庫 『東南アジア食紀行』森枝 卓士著 1980年12月15日初刷 667円+税」なる本を、10年振りくらいに再読しました。

「食紀行」なので、食べ物の写真が多い。昼食時に読んだので、ラーメン屋さんではともかく、スパゲティ屋さんとか日本料理屋(定食屋)さんでは、何となく違和感があり、写真のページは開かないようにしました。

実は、自分としては食というものにはあまり興味が無いというか、「お腹が空くと、力が出なくなるので、食べなくてはいけない。不味いものは厭だ。自分の口に合うなるべく旨いものが良い」程度の感覚です。だから、例えばチャーハンの現地語などを憶えようともしない。メニューのあるところでは、「焼飯」、「Fried Rice」を指差すだけ。メニューの無い屋台風のところでは、食べ物を指差すだけ。時には、他人の食べている旨そうなものを指差して、次に自分を指差して、指を一本立てて、席に付けば、同じものが出てきます。

どっちかというと、注文を言葉で言ってしまえば簡単だけど、自分が店の人の何らかの接触を欲しているのかもしれないと思ってみたりもします。
そして、香港で中国の人は食べないと言われる焼き餃子を探すことに、2日かけたり、必死になってくだらないことをするという変な人でもあります。でも、見つけた時は嬉しかった。5皿食べてしまいました。

少しは現地の食べ物にも興味を持たなくてはいけないかもしれないと思ったのが、この本を買った理由ですが、このバンコクに住んだことがあるという著者は、文化、歴史などにかなり詳しく、これらと食べ物の間にどのような相互関係があるのか詳しく解説してくれているので、今まで自分が感じていた疑問の少しは解けたし、疑問にさえも思わなかったことの説明を読んで、「そうだったのか」と思うことが多かった。

この本では、写真家の彼がタイの北端のチェンライから、シンガポールまで、列車に乗り、その土地の一般庶民の食べ物の写真撮りながら、それを食べながら、それぞれの料理がどこの何と似ている、どこから来たのかなどの解説をしています。
例えば、日本人がバンコクに行くとよく食べるタイ風チャーハン(カオ・パット、今、Yahooで調べました)は、やはり伝統的なタイ料理でなく、「バンコクにたくさんいる華人(中国)の人たちが持ち込み、定着したもので、タイの華人は、タイ名を持ち、現地の人たちと同化している」とのことでした。

細かく歩いて地域の食をみていると、国境という線が人為的に引かれたものであるといことが分かるとも言っています。

歴史を感じさせられる例として、ラオスに初めて行った時に、バザール横の木の荷車にフランスパンが山積みになっていたのを見て、驚きましたが、以前フランスに統治されていたことを思い出し、納得しました。隣のカンボジア、その隣のベトナムの然りです。
ベトナムの有名な、あのコンデンスミルクをいっぱい入れた甘―いコーヒーにフランスの強い影響を感じました。

それから、日本だと、「手で食べることは、良くないこと」とされています。最近はグローバリズムの関係で少し変わりつつありますが、インドをはじめアジアの人たちにとっては手で食べることが普通です。
そのことについて彼は、「道具を使う方がより進んでいるといった誤解を与えがちだから書いておきたいのだが、当然ながらどちらが上ということではない、これこそ文化の違いなのである。指でも味わうのだ」と言いきっている。そういう記述が、この本を気に入った理由の1つのでもあります。
実際、インドの人たちとアフガンの人たちでは、同じように指で食べているように見えますが、使っている指の部分が違います。それが、それぞれの人たちの伝統・文化なんだと思います。

彼は書いていないが、大便の始末もそうだ。インドの友人が初めて日本に来た時に一番心配だったのが、「大便の後に尻を水で洗ってきれいにできるかどうか」だった。
聖と濁との文化的感覚の違いだと思います。

日本人は、「お尻を手で洗うのは、汚い」と思うが、紙でいくら拭いても、汚れが限りなく0に近づくだけで、0にはならないかもしれない。水で洗えば即座に0になる。つかった左手は、石鹸で洗えば良いのだ。後でガスでも出せば、また汚れますが。
その友人は、我が家で使っていたウオシュレットを使用してみて、目を丸くしていました。
先日見たテレビでは、日本に留学していた東欧の女性が帰国時にウオシュレットを持ちかえり、みんなに喜ばれていました。

タイ、マレーシア、シンガポールに行く予定の方、または行ったことのある方、つまり興味のある方に絶対お勧めの1冊です。でも、古い本なので、もう売っていない場合はごめんなさい。

中古品を、Amazonで売っていました。
http://www.amazon.co.jp/%E6%9D%B1%E5%8D%97%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2%E9%A3%9F%E7%B4%80%E8%A1%8C-%E5%BE%B3%E9%96%93%E6%96%87%E5%BA%AB-%E6%A3%AE%E6%9E%9D-%E5%8D%93%E5%A3%AB/dp/4195989582/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1300479724&sr=8-1

テレビコマーシャル

地震があった最初のころには、民放でも地震報道だけで、全然CMがなかった。その後、AC JapanのCMが何度も何度も流れ始めた。今日もほとんどがそうだ。
一度だけ、「あんたどこ見てんのよ」とい広告を観た。「今、こんなCM流すなんて、あんた何考えているんだい?」と言いたかった。
考えてみると、自分がテレビをよく観ていることが認識させられてはいます。

AC Japanの広告は、しみじみと心に響くもの多く、結構気に入っています。
日頃、犬のお父さんが出てくるもの以外のCMを観ながら、「ここは、いつもこんな感じで、気に入らない」とか、「あのねーちゃんは、何の意味があるんだ」とか、ブツブツ文句を言って、家の者たちから、「観なきゃいいじゃない」と言われます。でも、ここのものには、あまり文句の付けようがな「そーだよな」と思いながら観ています。実は、ちょっと多すぎるかな?とは感じてきましたが。
そこで、この組織は何なのかと、ネットで調べてみたら、「広告を取り扱う企業を会員とし、会員から集めた資金で運営されているもので、企業のCM自粛による差し替えなどを主にしている」とのことだった。「やっぱりね」という感じ。

でも、さっきネットのニュース読んだら、ここのCMにクレームをつける人たちがいたために、「必ずしも災害のような非常時に対応できるように作られた広告素材ではないために、視聴者からお叱りを受け、陳謝した」そうです。いろいろ言う人たちがいるものです。
みんなNHKのように広告無しでやれということか?広告を収入源にしている民放のことを全然理解していないのはないか?

現在、AC Japanは「『東北地方太平洋沖地震』で被災された方々を応援する臨時キャンペーンCMを企画・制作中」とのことだそうです。ちょっと期待して待っていたいと思っています。

一昨日、心配してメールを送った仙台のお客さんから、「大丈夫でした。昨日まで停電でした」という返事を受け取りました。良かった。
暗い話題の中での光明でした。

地震 3

毎日現地のテレビで流されている日本の地震被害の報道を観て、心配したインド、ネパールの知り合いから何通もメールや電話が来ています。
「今回の地震で被害を受けたのは、日本の北部の東海岸で、最終的な犠牲者は、2万人を超えるかもしれない。東京は津波の被害はなかったが、相当揺れて、棚から落ちた商品が壊れたり、家の本棚から本が落ちて片付けが大変だったが、家族は元気です」という返事をみんなに書いてきました。
そして、昨日は放射能漏れの問題が出てきたのを知ったインドの知り合いから「東京が危険になり非難するなら、空いている部屋があるからいつでも使ってくれ」と書いてきてくれた。涙が出るくらい嬉しい提案です。でも、商売のことがあるので、少しの間でもすべてを投げ出して逃げられる状態ではない。先行きは暗そうだけど、ここで頑張るしかない。

昨日は店が休みだったけど、吉祥寺に出た。毎回2日分買う朝に食べるパンが無くなったので、昼過ぎにいつもの「庶民の味方」の安売り屋さんに行きました。入ってみると、通路は籠に商品をいっぱいにした人がたくさん並んでいた。いつも混んでいる店だが、尋常ではない人の数だった。さらに中に入ると、パン、米、カップ麺の棚が空っぽになっていた。マスクを何箱も籠に入れている人が何人もいた。
外国メディアで、「日本人は、こんな時にも秩序のある行動を取った。素晴らしい」と書かれていたそうだが、あそこに並んだ人たちのことまでは目がいかかなったのかも知れない。あの人たちが、今回の災難にあっていたら、どんな行動を取ったのだろうか?

平気で横に並んで道いっぱいに歩いている人たちと同じものを感じます。
顔見知りの警備の人に、「今日は入荷しなかったの?」と聞いてみると、「そんなことはないですよ」と、苦笑していました。
閉まっているはずのデパートの食品売り場だけは、営業をしていた。

大きな余震が40%の確率で来るといわれているのは知っています。放射能漏れが心配なのは分かります。心配だから備えたいのも分かります。
でも、「あんたらがそんなに買ったら、他の人が買えないじゃないか。他の人はどうなるんじゃい」と言いたい。そして、この人たちの行動が引き金になって、「私もしなくちゃ」という人たち(奴ら)が出てくる。
30年以上も前の石油ショック時のトイレットペーパーを思い出します。

日本経済の先行きが暗いので、株が下がってきたとのこと。金儲けのためだけを考えて、日本に投資している外国人には、「勝手にしろ」と言いたいが、日本人には、「日本人としてどうなの?」と問いたい。

昨日あたりの地震報道では、生き残った人たちが再会したり、悲しみを乗り越えて頑張って立ち上がろうとしている姿が報じられるようになってきました。もう少しすれば、改善されてくるでしょう。少しホッとすると共に、こちらも勇気づけられます。

「千葉県松戸市が、少しの避難民を引き受けた」とのこと。こういう輪が広がると良いですね。

地震 2 

あの地震から4日目の今日は、朝早くビルから連絡があり、「当店がある武蔵野市が、午前と午後に計画停電するという東京電力のお達しのため、ビルを休館にします」とのこと。よって、当店も休店せざるをえません。
さっきテレビを観ていたら、6時半ごろ、「午前は行わない」という東電の発表があリましたが、1時間後には、「行うかもしれない」ということになりました。こうなったらどっちでもいいけど、はっきりして欲しい。
昼間、用事があって吉祥寺に行ったら、駅ビルも、東急も閉まっていました。店員の通勤も大変だし、お客さんも来ないかもしれないが、、、。

あの地震以来、店にいても全然お客さんが来ない。
あまりにヒマなので、mixiにインド映画の新着案内を書き込めば「こんな時に宣伝ですか?商売熱心ですねそれ以前にいい加減、商業用の宣伝活動にこのコミュニティを利用するのを止めて頂けませんか。このコミュははるばる屋さんの顧客見込み先リストではないのです」と皮肉を書かれ、ダメ押しされました。

インド映画をYoutubuで観るだけで満足な人たち、欲しいDVDは自分で買う人たちにとっては不必要な情報でしょうが、そうではない人たちには必要な情報だと思うから、載せただけなので、非難されるものではないと信じます。マニヤだけの場ではないと思います。
実際そのDVDは、お客さんのリクエストで入れたもので、なるべく安く買ってもらおうと、1枚当たりの送料を軽減するために余分に注文したものの残りです。
そして、その映画は、「ムトゥ・踊るマハラジャ」に主演した、ラジニ・カントの単純、明快、痛快で明日への希望を沸かせてくれるような内容です。

ヒマに任せて、反論を書きましたが、「相手にしない方が良い」との周囲の忠告で、悔しいけれど書き込むことを辞めました。またストレス。
でも、被災者の方々の苦労、悲しみに比べれば、こっちのものなんか比べようもないのは明らかですが。

家に帰ってテレビを観ても、悲惨な地震報道ばかりで、暗くなってしまいます。

先日いらして、楽しくお話をした仙台のベリーダンサーさんが心配で、メールを書きましたが、まだご返事を貰っていません。電力事情だけで、まだメールを読んでいないのだと信じたいです。

年に数回ネパールからシルバー製品を売りに来る男がいます。先日来た時に、「カトマンドゥは、1日8時間しか電気がつかない。その時間も毎日決まっていない。作るのは、ハンドメイドだけど、最後の仕上げに電気が必要なので、夜中にしか電気が使えない時は、夜中に起きてそれをする」という話を聞きました。実際、カトマンドゥに行った時に何度も停電になったことがあります。インドでも停電があります。

いつも電気が安定して供給されている日本はなんと恵まれているのかと常々思っていましたが、こういうことになってしまいました。
この程度のことで慌てふためいていては、彼らに笑われてしまいます。

地震

翌朝の今になっても、時折ケータイの災害発生のアラームが鳴っています。

昨日の最初の地震の時、「あれ?地震かな?」と思っていたら、だんだん大きくなってきた。店の大きく高いガラスケースが倒れるのが心配で、少しの間押さえていたが、揺れの時間もいつもより長く、もっと大きくなってきた。他の店の店員やお客さんたちが外に避難し始めたし、一緒にいたうちの店員も「外に逃げましょう」と言うので、階段のところまで行ったが、上からの人でいっぱいだったし、揺れも少し治まったような気がしたので、彼女に「行っていいよ」と言って店に引き返した。
その間に棚にあった商品がかなり落ちて、木やガラスの製品が壊れていた。さっき押さえていたガラスケースからも金属の水差しなどが落ちていた。あのまま押さえていたら、落ちなかったのか? それとも自分の上に落ちたのか?事務所(?)の小部屋も書類が散乱していた。60年以上生きてきたけど、自分が感じた今までで一番の揺れで、長さも一番だったような気がした。
「何だよ、面倒くさいな。損害も多いぜ」とブツブツ文句を言いながら、片付け始めると、また揺れ始めた。その後も何度か揺れを感じた。何とか、床に落ちたものを掃除して、壊れた物を「半額以下で売るしかないな」と思いながら直した。
少し落ち着いたので、ネットで情報を見ると、宮城県沖が震源地だそうだ。「先日ご来店の仙台のお客さんは、大丈夫だろうか?」と心配になり、メールを書いた。御無事だといいが。
一応整理が終わって、手を洗いにトイレに行くと、水が出ない。「困ったな、トイレは隣のビルかい。面倒だな」と店に戻るが、お客さんは全然来ない。
電車が動いていないので家に帰れないというお客さんがご来店の時には、「地震の時にようこそ」と思わず言ってしまった。
メールチェックなどしていると、シャッターの閉まる音が聞こえた。驚いて出てみると、警備員がシャッターを閉めていたので、「どうしたの?」と聞いたら、「あれ?社長が言いに来なかった?水道管が壊れて、水が出ないので、今日はもう閉店だよ」だって。
1時間以上も早い閉店だった。
家に電話すると、息子が出て、居間と自分の部屋は落ちた本でいっぱいで、足の踏み場もないそうだ。家に帰ってまた後片づけだった。「少し本が多いんじゃない?地震が来たら大変だぞ」と言っていた通り、彼が帰った時には、ベッドの上には、本がいっぱい乗っていたそうです。寝ている時だったら、どうなっていたことやら。
インド舞踊を習いに行っていたカミサンは、電車が動かないので、帰れないので、グルジー(先生)の家に泊ることになった。少しは静かな夜がおくれる?
家に帰ってテレビのスイッチを入れると、すべてのチャンネルで地震の報道をやっていた。
楽しみにしていたドラマが吹っ飛んでしまった。
今朝メールを開けてみると、インドの友人が心配して、「テレビで、日本のTUNAMI被害の報道を見た。大丈夫ですか?」と書いてきてくれた。嬉しかった。

今もテレビでは、地震報道ばかりです。被害者の方々はどのような気持ちでこの報道を見ているのだろうか?

さっき、mixiのインド関係のトピックを読んだら、「今度ムンバイに行きます。安くて、清潔なホテル知らないですか?」と今朝書き込まれていました。

経のCD

もうすぐ閉店時間の8時で、お客さんもいないので、そろそろ店を閉める準備でもしようかと思ったら、お客さんがいらした。去年からいらしてくれるようになった近所の仏壇屋さんに勤めはじめたお客さんです。仕事が終わってからいらっしゃるので、いつもこの時間になってしまいます。
はじめていらっしゃった時に、ご自分で取り扱っている日本の仏教用具とチベット仏教の用具との差異に興味を持たれて、楽しんでくれていました。
こちらのあまり知らない日本仏教の用具などの知識を教えてもらったり、お客さんの知らないチベット仏教にいついての説明をこちらがさせてもらったり、お互いにおおいに勉強になります。いつも時間が少ないのが残念です。
一度お帰りの際に、以前シンガポールで面白がって買ってきた中国音楽に経を乗せた台湾製のテープを差し上げました。テープを買うお客さんはもういなくなってしまいました。
そのお客さんは、「気分が落ち着く」と、そのテープをいたく気に入ってくれました。そうなると、こちらも嬉しくなって、「イスラム教のコラーンも癒しになりますよ。チベットの経はこういう感じです」と聴いてもらったりします。
コラーンは、http://www.youtube.com/watch?v=fD1BFWaTBVMで聴くことができます。
何枚かのCDを聴いてみると、読み手によってかなり感じが違って聞こえます。読み手のコンクールがあるとも聞いたことがあります。
チベットの経は、チベットの人が作っているのではないような気がしますが、チベッタンホルンやシンバルが入って、まさにお寺にいるという臨場感のあるもの、中国風の音楽に乗せたもの、「バック音楽」という感じで音楽が入れられているのもなどいろいろあります。
物の売買だけでなく、商品を媒介にして、お客さんといろいろお話して、お互いの知識を高めあうのも、商売をしている楽しみの一つでもあります。

うちの店でお買いになって、後で失敗したと思ってもらいたくないので、店では何枚でも視聴して選んでいただいています。お客さんと一緒にDVDを観たり、CDを聴いたりしながら、「この人の演奏している時の嬉しそうな顔がたまらないですね」、「このテクニックは、この人しかないですね」、「このダンサーはやっぱり上手い」、「このCD,音楽は良いけど、ダンスには向かないかもね」などと、好きなことを言っています。自分で試聴している暇がない時などの新着商品についての知識もこういう時に身に付けられます。お客さんの反応も分かるので、こちらの勉強にもなります。
ヴァイオリンを持っての御来店のお客様には、「クラシックをやっていらっしゃるのですか?」と聞いて、そうだと分かると、インドのクラシック音楽のヴァイオリンを流して、聴いてもらいます。そして、「これ本当にヴァイオリンですか?ずいぶん違うですね」という意見が聞けると、ニンマリします。興味を示してくれたら、「こんな楽器もあるんですよ」と言って、サランギを聴いてもらったりもします。
偶然うちの店に入って来ただけかも知れませんし、お買い物はしてもらえなかったとしても、何かの縁だから何かお土産を持って帰ってもらえたら嬉しいと思うからです。

うちの店は、コンビニではないので、間違えて入って来た方にも、こういうコミュニケーションを楽しんで欲しいと常に思って待ち構えてはいるのですが、、、、。

交通規則

一昨日の日曜日には、チャリで吉祥寺に仕事に行った。駅近くの駐輪場までの人通りの多い道を走っていて、たった100mぐらいの間に3回もブレーキをかけざるをえなかった。自分が鈍いだけではないと思う。

先日などは、右端を歩いていているのに前から来た横3列、後ろ3列ぐらいの集団が全然退かないので、仕方なく真ん中に出ようとして、後ろから来たチャリにぶつかりそうになった。そのチャリが来た後ろを見ると、やっぱり左側通行の横3列がいた。そのチャリも真ん中を走らされていたのだ。

もうずいぶん前のことですが、デリーに行き、古い友人に電話して、デリーに到着したことを告げると、「1カ月前に運転免許を取って、車を買った。明日の朝ホテルに迎えに行く」ということだった。
約束の場所で待っていたら、30分も待たされてしまった。文句を言うと、「間に合うつもりで家を出のだけど、、」と答えた。乗ってみて遅れた理由が分かった。
まだ運転に慣れていない彼が、前を走っている車との車間距離を取っていると、ドンドン割り込みをされる。平気で車を寄せられたりもする。彼の顔を見ると、普段はニヤニヤしているのにとても緊張した顔をして、怯えているようだった。
思わず、「ひどい運転だな。インドには、交通ルールはないのか?」と聞いてしまった。
そると、「もちろんルールはあるさ。無いのはマナーだよ」と、彼は答えた。

その何年か前に、T字路のTの上のところに当たる位置にあったデリーのホテルの3階のテラスから道路を通行する様々な車、人などを眺めながら、初めてインドに行った友人と話していた時、日頃からこいつは運転が上手いと認めていたその友人がポツリと、「僕は、ここでは怖くて運転できないな」と言いました。そのTの接点には信号はなく、Tの横線に当たる道路は右から左に一方通行で、下から来る車などは、右から来て、下に曲がった車の隙間に割り込まないと曲がれない。無理を承知で真っすぐ渡る自転車があったりもする。
まさに「混沌の」という冠を付けられるインドを象徴する場所だったのかもしれない。

もうすこし前にカトマンドゥに行った時に、見た光景。
カトマンドゥの旧市街の繁華街は、古い街だけに道が狭い。おまけに路上には、物売りがたくさんいるし、人通りも多い。乗用車が1台通るのにも大変なぐらいだ。今は一方通行になっているが、その当時はそうではなかったので、両方向から車が来てしまうと、もうお手上げ状態で、どちらかの車が車を移動させて、広い場所に寄せないといけない。しかし、そんなことはお構いなしの通行人が、ドンドンそこに向かって歩いて行くので、車は動けないで、時間だけが経つという具合だった。その時、「ここの人たちは、車というものを分かっていないし、社会生活に慣れていない。でも、こんなに多くの人の中に出てきたことのない人もいるだろうから、仕方がないのかもしれない」と、思った。

そこで翻って、今の日本。道路真ん中を3,4人で横になって歩く歩行者。人がたくさんいるのに全然スピードをおとさないチャリ、横を見ながら進む歩行者とチャリなどなど、書いているとムカつくので、これ以上は書きません。決して全部ではないですが、それが、老若男女とガキと区別が無いところが余計惨い。救いが無いということ。今の年寄りが子供に教えなかったので、その子供が自分の子供に教える訳はないのかも知れない。でも、今の年寄りは、昔はもう少しまともだったと思うが、、、、、。

今の日本人の意識が、あの時の彼らとあまり変わらない気がしているのは僕だけだろうか?

でも、さっき来る時に信号を渡り始めたら、後ろで、「信号が青か見て。それから、右と左もね」という声が聞こえたので、思わず振り返ってしまった。顔は見えなかったが、乳母車を押した若い(多分)女性が連れの子どもに言っていたのだ。
「日本もまんざらではないな。彼女は美人に違いない」と思った。

雪かき


昨日の朝、カーテンを開けると雪が降っていた。一昨日は暖かかったので、油断して畑のエンドウをカバーしていたビニールトンネルを外して、支柱を立てました。もっと小さい時にやった方が寒さに耐えられるのですが、少し遅れてしまっていたので、もう少し暖かくなってからするつもりでした。突然外の寒さに触れて、大丈夫か心配です。
気温の上昇のジグザグの差がありすぎるので、畑の野菜も、「今伸びて良いのか悪いのか?」迷うだろうな。
とにかく今年は例年と比べて伸び方が違います。もっと上に伸びてきてからわき芽が出てくるノラボウが、低い時からわき芽がたくさん出てきたりしています。何か異変を感じているのでしょう。
ビニールハウスを使用していない専業農家の方たちは苦労しているでしょう。こちらは趣味なので、少しぐらい変な野菜ができてしまってたら、残念とは思っても、「今年は駄目だな」で済みますが、、、。

昨日の雪は積もらなかったですが、雪が積もると、「うちの前の道で転ぶ人がいてはいけない」と、よく息子たちといっしょに道路の雪かきをしました。

チャリ通勤で通る道は、いつもきちんと雪かきをしてある場所とそうでないところがありました。していない道路の両側の家の人たちは、どういう人たちなのか顔を見てみたかった。よっぽどのお年寄りなのか、身体障害者に違いないのではないかと。

何年か前に、雪が積もった翌朝にチャリで畑に向かったら、夫婦であろう初老のカップルが仲良く雪かきをしていた。微笑ましく感じて、思わず「御苦労さんです」と、声をかけてしまった。お二人とも照れくさそうな顔をしていました。
その日は、畑仕事にはならず、採らないといけないものを収穫をしただけで、たき火で温まって、帰ってきました。

子どもたちがわいわい雪かきをやっている光景を見るのも良いものです。この場合は、良い意味で親の顔が見たくなります。

通常でない出来事があった時に、楽しくそれを乗り越える術、気持の余裕のようなものを日頃から養っておくことは必要ではないでしょうか?
特に小さい時から。

トゥクトゥク・オートリクシャ

トゥクトゥク
トゥクトゥク


タイには、「トゥクトゥク」インドでは、「オートリクシャ」と呼ばれているタクシーの小型版があります。両国で庶民の足として使われています。昔に日本に「ミゼット」という軽トラックがありましたが、それの後ろに座席を付けたようなものです。
狭い座席に通学の子供たちが4,5人乗っていたり、荷物をいっぱい運んでいたりします。当然旅行者も話のネタにのっています。
両方とも一応メーターがついていますが、特に近い時、混んだ地域に行く時などは、運ちゃんがあまり使いたがらないで、値段交渉は、暇な時の楽しみの一つでもあるが、急いでいる時はウザいですし、無理な割り込み、反対車線の走行など滅茶苦茶な運転をする運ちゃんが多いし、車体が高いので、たまに横転するようなので、出来るならば乗らないようにしています。

やる気がないというか、旅行者からお金をふんだくってやろうと思っている運ちゃんは、大体ホテルの近くにたむろしていて、出てくる旅行者を狙っています。そして、旅行者を見つけると、「どこに行くんだい」と声をかけてきます。「○○」と答えると、ホテルの人に相場を聞いていた値段の倍以上を言ってきます。何人かいると、一人づつに値段を聞いて、相場に近い料金の運ちゃんにしようとしますが、みんな同じ料金を言います。最後に一番人の良さそうな運ちゃんに聞いてダメなら諦めて、表通りで探します。
バンコクなどでは、断ると、風俗の写真を見せてきたりします。通りがかりに写真を持って声をかけてきたりもします。

バンコクでよく買い物に行く地域は、いつも交通渋滞が激しく、タクシ-は行きたがりません。そこから大きな荷物を発送業者まで運ぶ時には、トゥクトゥクしかないので、いつも買った業者に交渉してもらいます。
一度は、ホテルからその発送業者まで直線で歩くと5分ぐらいの場所までに荷物を運ぶのに、荷物の量と暑さで自力では無理と判断して、ホテルの前にいたトゥクトゥクの運ちゃんに値段を聞いてみると、凄い値段を言ってきた。確かにホテルの前は一方通行で、行きたい方向に行けないのは分かったが、それは酷いと思い、半分まで値切った。それでも高いと思ったが仕方ないと諦めた。降りてお金を払おうとしたら、小銭が足りなかった。ニコッと笑ってそれを出してみたら、相手も仕方なさそうにニコッと笑ってそれを受け取った。良心の呵責があったのかも知れない。

インドでのこと。ホテルからAまでで行って10ルピー払った。仕事が終わってBに向かおうとして、オートリクシャに乗った。値段の交渉をしてこなかったので、「正直な運ちゃんだ」と思っていた。しかし、暑さと疲れのためにボーとしていたらしく、メーターを倒したのを確認しなかった。失敗でした。降りる時にメーターを見たら、結構な値段になっていた。
いつもホテルからBに行く時は10ルピーが相場なので、AからBまでは20ルピーが相場のはずだ。それもホテル、A、Bは三角の位置関係になっていて、たとえAからBが少し大回りになったとしても、それ以上払う気がしなかったので、理由を言って20ルピーを払おうとしたら、受け取らない。「警察に行こう」と運ちゃんが言うので、「行こうぜ」と言うが、行かない。そうこうしていると、物見高いインドの人たちが集まってきて、人垣ができてきた。そのうちの一人が、「間を取ったらどうだ?」と提案してきた。インドらしいと思ったが、でもその値段は、20ルピー以上だったので、断った。
そのうちインドに留学していた黒人の若い男がこちらに加担して興奮した大きい声で、「だから、インド人は、、、、、、」と始めてしまった。
「これはヤバイ。こっちに加担してくれたせいで、この男がみんなに何かされたら可哀そうだ」と心配になり、その男をナダメ、30ルピーで手を打ち、彼とお茶を飲んで分かれた。

アジアでは、こっちに非が無くて、手を出さいないで、公衆の面前で言い争いをすれば、周囲の人たちが見守ってくれるというか、冷静な判断をしてくれる。
これも楽しい。

乗合船

タイの船
乗合船

バンコクで必ず2回は訪れる場所に行く時は、運河を走る乗合船を使います。ホテルから、そこまで直行するバスが無い、渋滞が無い、水上なので案外涼しい、表通りではないので裏の生活を垣間見ることができるので楽しいことが理由です。
船の幅は3mぐらい、長さ20mぐらいで、停留所に着くと脇に乗った車掌役の助手が飛び降りて綱を引き、船着き場に引き寄せ、安定させます。
乗船客が乗り込み、木のベンチに座ると、車掌(?)が脇から手を出すので、行き先を告げ、お金を払います。
少しの間、渋滞しているメインロードと並行して走るので、朝などはOL風、ブティックの店員風なども乗っています。旅行者はあまりいません。完全に「庶民の足」として使われています。
はっきり言って転覆したら困ると思うほど水は汚いし、水面にはゴミがたくさん浮いています。
反対から波を立てた船が来ると、脇にある綱を引っ張り、セットしてあるビニールシートを上げ、飛んでくる波を防御します。これも楽しい。
低い橋を通過する時は、屋根が低くなったりして、意外にハイテク(?)だったりもします。

しかし、大雨の後などで水位が上がってしまうと、運航不能になってしまう。

ある時船着き場に行くと、ほとんど人がいなかった。「何だ?」と思って、水面を見ると、横に3人ぐらい座れるベンチが10列ぐらい並んだサイズの船が止まっていて、すでにお客が乗っていて、1席分だけ空いていた。座っていたお客のおばさんに値段を聞くと、いつもの倍だった。「どうしよう?」と考えていたら、そのおばさんが手招きしたので、乗ることにした。満員にならないと、出発しなかったのかもしれない。手を伸ばすと水に触れられたが、水の色を考えると、手を入れてみる勇気は出なかった。しかし、浮かんでいるゴミを観察することはできた。インスタントラーメンやスナック菓子の袋が意外に多かったのが可笑しかった。

またある時は、船着き場に張り紙があり、それを読んでお客が去っていくのを見て、「また欠航か」と諦めたが、例の小さい船には乗る気がしなかったので、バスを乗り継いで行った。
帰りには再開しているかもしれないと思い、一応船着き場に寄ってみたが、やっぱり同じような張り紙があったので、ダメだと知った。何人かの人たちが相談しているのを聞いていたら、内容はほとんど分からなかったけれど、僕のホテルの地域の名前が出てきていた。話がまとまったらしく、みんなでタクシー乗り場の方に向かって行った。「もしかして、タクシーをシェアーする話がまとまったのかもしれない」と感じて、後を着いていくと、みなで乗り込んだ。そこですかさず、「○○○?」とその地域の名前を言うとで、「ウン」と頷いてくれた。「やった」と思い乗り込んだ。運転手のほかに前に2人、後ろに4人で、1人オーバーだったけど、タイだから大丈夫。
中はきつかったけど、自己紹介しあったり、楽しい時を過ごしました。そして、着いてから、みんなで割り勘にしてさよならしました。
これが出来るのが、アジアです。

バンコクのバスは面白い

タイバス
バンコクではいつも同じ地域に泊り、大体同じ場所に行きます。地下鉄、電車の駅が結構遠いので、歩いて行く気がしなくて、ほとんどバスで移動します。東京都心より渋滞がひどく、場所と時間帯によっては、えらく時間がかかり、歩行者にどんどん追い越されます。

窓をあけっぱなしのクーラーなしのバスは、走っていれば風が入ってきますが、渋滞時は暑さが辛い。「扇風機でもないのか?」と車内を見渡すと、運転手のところだけにあったり、信号で止まると、運転手は自分の席の横に置いた氷入りの水を車掌と談笑しながら、飲んだりと、やりたい放題。道路がちょっと空いていればガンガン飛ばすし、割り込みはするし、バス停の道路脇に他の車が止まっていれば脇に留めないので、降りる時にヒヤヒヤさせてくれたり、バスを私物化して、運転を楽しんでいるかのようです。全く飽きません。

倍ぐらいの値段のクーラー付きは、日本に近い運転をされています。ただ、クーラーが強すぎて、汗で濡れたTシャツが冷たくなり、寒くなるので、長袖シャツを着ます。クーラーなしは均一料金ですが、有りは距離で料金が違うので、チケットを買うために車掌に行き先を告げないといけないのですが、発音が悪いと通じないことがあります。
ある場所に行く時に、僕の発音は通じたようだったが、近くに座っていたタイに慣れていない感じの白人の旅行者が行き先を告げたが全然通じなかったので、お互いに困っていた。そこで、僕が英語で「どこに行きますか?」と聞いたら、同じ場所だったので、かわりに告げたこともあります。
一時日本と同じようにワンマンバスが現れたことがありましたが、後ろから乗った客がお金を払わなかったことが多くて、止めたそうです。

同じ路線をクーラーなしと有りが適当に走っています。一緒に来たら、なしを選びます。

乗っていると気がつくのが、出口に近い席が空いていること。僧のために空けているのです。一度そこに若い男が座っていたので、「最近はタイも変わったのかな?」と思って注視したのですが、僧が乗ってきたらさっさと席を立っていました。地方空港の待合室で、窓側にテレビがあり、「特等席」という感じの場所の椅子があったので、座ろうとしたら、「Monks Only」という看板があった。
お年寄り、子どもが乗ってくると、席を立つ人が多い。荷物を持って立っている人がいると、座っている人がその荷物を膝に載せてあげたり、そんなほのぼのとした空気が車内には流れています。
そういう光景を見ては、「昔の日本もこうだったよなー」と、にんまりしています。 

バス

普段はチャリで店に通っています。片道約20分弱。「まずまずの運動量かな?」と思っています。

先日雪が降りました。久しぶりに見た雪景色は、嬉しかったのですが、チャリで行く元気が出なかったので、バスに乗りました。
バンコクでいつも泊るホテルの近くには地下鉄や電車の駅が遠いので、1か所だけ乗合船で行く場所もありますが、そこ以外はいつもバスを愛用しています。クーラー無しの安い方のバスは、古くてうるさいし、クッションなどは全然聞いていないで、窓を開けっ放しで、道路がすいていればガンガン飛ばします。タイ関係の本を読んだら、「特に安いバスの運転手は、乗客のためではなく、自分が車を運転したいので運転手をしているのではなかと思う」とありました。あの運転とバスの中での彼らを見ていると、まったく同感でした。そんなバスの乗客、運転手や車掌の人たちの動きを観察しては、楽しませてもらっています。

さて日本のバスですが、はじめは「さすが、タイのバスと違って日本のバスはクッションが良いし、音が静かで快適だ」と思って乗っていたのですが、そのうち、「クッションが良すぎ」と感じてきました。
発進、当然停車時にかなり揺れました。ギアの入れ替え時にさえそれとわかる揺れがありました。「バス停に止まるまで、立たないでください」というアナウンスが必要なのが理解できました。特に帰りのバスの運転が少し荒いようだったので、よく揺れました。
同じ調子で長く走る長距離バスだったら快適だろうけど、街中を走るバスにあのクッションが必要なのかどうか疑問になりました。

それから、バスの幅が狭くなったのかよく分かりませんが、通路が狭くなった気がしました。身体の悪い人用に車体を低くして、後方の下に機器を移したため、後ろの座席が高くなり、しかも通路がもっと狭いので、込んできた時に、「後ろに詰めてください」というアナウンスがあっても、行きにくいので、入口と出口の少し広い場所に人が溜まってしまい、乗り降りが大変になってしまうようだった。

それと後ろに目が無いので、自分が邪魔なのを認識しにくいリュックが問題ですね。リュックは、電車も同じですが、、、。

日曜農夫

ノラボウ
イベント催事などの仕事がない日曜日の午前中は、「三鷹ちびっ子農園」とうところで、農業をしています。

子供たちが土に親しんで、豊かに育って欲しいということで始められた、三鷹市が主催で、名誉会長は市長という恐れ多き組織です。

個人で借りる1坪農園と違って、みんなで共同作業をして、収穫は平等に分けます。
「息子たちが豊かに育って欲しい」と思い、入会しました。豊かに育ったどうか別にして、大きくなった息子たちは、とっくに行かなくなりましたが、僕は農業の面白さに目覚めてしまい、止められなくなり、もう20年以上やっています。畝を作り、播いた種から芽が出てきて、成長していき、やがて美味しい実をつけてくれます。
採りたての野菜は、八百屋さんで買うものよりずっと美味しいです。自分たちで作ったものだから余計そう感じられるのかもしれませんが、、、。
それに作業後の「反省会」で採りたてを肴に飲むビール(寒い時は焼酎)が格別です。

夏は炎天下でキュウリ、ナス、トマトのメンテナンス、冬は体力増強のために天地返し(作物を作ったために弱った表面の土と、少し下の土地を入れかえる)の作業で汗を流しています。

今日現在の畑には、9月に種を蒔いた大根、10月に蒔いた小松菜とホウレンソウとやっぱり9月に蒔いたノラボウ(奥多摩原産の菜の花の仲間。2月末から採れ始めました)が実をならしてくれています。
10月に種を蒔いたエンドウと11月に蒔いたレタスがすくすく育っています。2月半ばに植えたジャガイモは、まだ芽を出していません。
レタスは今月中には収穫できるでしょう。ジャガイモとエンドウも5月か6月には食べられます。

三鷹の専業農家の人たちの中には、「東京では農薬を使わないと、もう作物は作れないよ」とおっしゃる方もいます。実際に農薬をジャージャーという感じでかけているのを見たことがあります。
こちらは、なるべく使わない様にしていますが、去年は、天候不順のせいか、アブラムシが大量発生して、ナスとキュウリが凄く傷んでしまったので、仕方なくほんの少々、3日で消えるというもの使うことになってしまいました。
今年も今のところ天候がおかしいので、夏が心配です。

インドのホテル

Mixiで、日本人旅行者が「デリーのあるホテルでチケットを買ったら、ぼったくられた」と書きこむと、「いや、そんなことはない」とホテルのオーナー(たまに日本人が代筆をしている?)との弁明があり、横からそのオーナーに対する罵倒と「泊って良かった」などいろいろと書きこむ人たち(ホテルの好印象は、宿泊者が頼まれて書いていると指摘されている)がいて、、、というやりとりが続いています。
そのホテルのことは何も知らないし、どうでも良いし、「アホらしい」と思いながらも推移が気になって読んでしまいます。
オーナーの方は、存続の危機に瀕しているので、必死で防戦しているつもりでしょうが、寄ってたかって中傷されているせいか、頭に血が上っているようで、書いていることに説得性が無い。
そのホテルに実際に泊って、好印象を得た人たちが今書き込んでも、「オーナーに頼まれている」と言われてしまいます。
「地球の歩き方」の口コミサイトでもそのことが話題になっています。
両方の書き込みを見ていると、かなり同じ人たちが登場しています。
最近mixiに登場していない人が、場所を移したのか、「地球の歩き方」にガンガン書いています。

インドに旅行に行く人たちは、「インドに憧れる人」と「危ないと言われるインドに行って、他人から『凄い』と言われたい」の2つの理由に分かれるような気がします。
前者の人たちには、どんどん行って欲しいですが、後者の人たちには、「誰も凄いと思わないから、行くな」と言いたい。

かなりの頻度で、「今度○日間の日程でインドに行きます。○○に行きたいのですが、日程的に大丈夫でしょうか?何を着ていけばよいですか?お金はどのくらい持っていけばよいですか?両替はどうしていますか?、、、」というトピが立ちます。
「以前も同じような質問があっただろ。それを読めよ」と言いたくなります。
確かに始めてインドに行くので、いろいろな不安があるのはわかります。
しかし、「分からないことにいかに対処していくことかを学ぶことも旅の楽しみではないだろうか」とも思います。

「何でも他人に聞いてみた方が簡単だ」と思ってしまう気持ちが、試験問題がサイトに流れたこと関係しているのではないかと感じてしまった。
プロフィール

はるばる屋 店主

Author:はるばる屋 店主
はじめまして はるばる屋店主です。

大学を卒業して、スイスに山を見に行き、安いというだけの理由で、陸路でアジア経由で日本に帰ってきました。
途中で垣間見た現地の人々の生活や習慣に非常に興味を持ち、

もっといろいろ知りたい

それにはもう一度行かねばならない

そうだアジアに関わる仕事をすれば良い

という三段論法と、

アジアの素晴らしさをもっと他の人にも伝えたい、それにはどうするか?

そうだ!現地に行って商品を買ってきて売る商売をすれば、自分はアジアに行けるし、彼らの文化・技・手のぬくもりを伝えられる。

などと考えて始めたこの商売。
気が付けば、もう30年以上も経ってしまいました。

アフガニスタンで何かあると、「あのおっさんは大丈夫だろうか?」、タイで爆破事件が起きると、「あの場所は、タイに行くと何回も利用する船着場」とか、何時もアジアのことを意識しています。
昨今、ベリーダンス、ヨガなどに人気が出てきました。でも、アメリカ経由の流行という感じもします。まっすぐアジアに興味を持って、好きになってくれる人たちが増えると嬉しいです。

はるばる屋のホームページは、http://www.harubaruya.com/ です。
ネットショップでのお買い物は、こちらからお願いいたします。
BBSでは、アジア関係の催し物の書き込みもご覧いただけます。

よろしくお願いいたします。

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