日本でのインド映画のこの先は、、、、、?

当店のネットショップでインド映画のDVDを売っていますが、以前仕入れたDVDが当店のオン・ライン・ショップにアップされていないことが気になっていました。ヒマをみては店で映画を観たり、それを買ったDVD屋で現在の値段を調べたり、ウキィペディアで調べたりしながら、書き込む文章を考えています。買った時には高かったものが今はかなり安くなっているものもあり、同時に値段の変更も余儀なくされました。

アップしていなかったものは当然古い映画(90年代ぐらい)なので、今第一線で活躍中の俳優たちが若いこと。「今はマッチョだけど、若い頃はあんなに痩せていたんだ」とか、「駆け出しの頃は、あんなにトッポイ役をやっていたんだ」とか、「やっぱり若い頃から踊りが上手い」などの新鮮な発見がありました。
その頃は、今ほど製作費が使えなかったのは当然として、外国というか在外のインド人をあまり意識していなかったせいか、今のような外国ロケはあまり無いし、ストーリーもかなりシンプルで解りやすい。

大体金持ちまたは貧乏な主人公が恋をして(それも何故かすぐに)、笑いがちりばめられ、それが三角関係になっていき、涙が流れ、スリリングなシーンがあり、その間に歌とダンスのシーンがいくつか入り、そして最後はハッピ-エンドという図式になっています。
これが この時期のインド映画の定番。もちろん、芸術系の映画はこの図式ではありませんが、一般の人たちが観るのは当然定番の方です。
あまり観たことがない人には理解が難しいかもしれませんが、この図式を使って、3時間あまりの映画に観客をいかに飽きさせないように作るかが監督の力量の見せどころだったのかも知れません。単純だからこそ、あの手この手と様々な手法で使って描きます。

それから、この当時はインドもまだ中間層の人たちがまだあまりいない頃で、テレビの無い家庭が圧倒的に多かった。一生懸命働いて稼いだお金を手に映画館に行き、主人公に感情移入して、主人公の住む豪華な家に住んだ気になり、綺麗な女性と恋をして、楽しく踊って、最後にハッピ-になるという映画を観ている時だけ日常の憂さを忘れられるのです。「これで良いのだ」という気はないですが、そういう背景が分からないで、インド映画を「あのお気楽な映画ね」と簡単に表現するなかれと言いたい。それから、芸術系、社会派の映画だってインドでは製作されていることもお忘れなく。日本でもたまに紹介されますが、残念ながら、ほとんどインドそのものや映画に関心が無い人には分からない場で小規模に上映されています。

日本だって、50年くらい前まで「鞍馬天狗」や「旗本退屈男」が出てくると、映画館内のあちこちから拍手が起こった時代がありました。

ただ、今年の日本で一般上映されたインド映画上映時の「マサラタイム」などというものはインドには無いです。(インドの人にも確認しました)
一部の人たちは、この映画のこの場面では拍手をするとか、口笛を吹くとかのマニュアルまであったとか。

アメリカでは、インドの人が配給会社を買取って積極的に上映されているそうですし、ドイツにもインド映画専門の買取り外車があるそうです。
今年の一般上映で、少しはインド映画に関心が高まってきた気がしますが、日本ではこれからどうなるのか、、、、。特に飽きるが早いこの日本で、、、、。
スポンサーサイト

食品誤標示(=偽装)問題

最近はテレビの報道番組で、この問題がかなり取り上げられています。
有名レストランやホテルで食事したり、有名デパートでおせちを買ったりしないので、実は自分の生活に全然関係ないのでどうでも良いことだけど、あまりにくだらないなので、一言言いたくなってしまいました。

「メニューには国産霜降り牛と書きましたが、実は霜降りでないものに油脂を足していました。申し訳ございません」などというあちこちからの会見模様を毎日観ています。そして、「これはミスであって、騙そうとしたのでない」と異口同音に言います。
ゾロゾロ出てきた今のうちに会見を開いた方が目立たないと思っているのでしょう。社長が責任を取る形で表面的に辞めたって、お客にはどれだけ関係がるのも分からない。
このウソを聞くといつも、「この不景気に、少しで多くの利益を上げるようにそうしました」とはっきり言えと毒づいている今日この頃です。

一連の報道のおかげで油脂を足して霜降りにする技術があることとか、エビの種類や値段について詳しくなったり、世の中には3万円のおせちを買う人がいることを知りました。
今年は、最大の輸出国のタイでエビの病気が発生して日本への輸出が減ってしまい、価格が上がっていることまで知ってしまった。こちらは高くなれば買わない(買えない)だけなので、全然関係ない。タイに行った時には必ずエビ入りシュウマイ、蒸し餃子などを飲茶屋さんで食べるので、エビは好きだが、日本でエビを食べなくても死にはしない。

大体食べ物などというものは、材料がどうであれ、旨ければ良いのだ。高い材料はそれなりに旨いのだろうが、車エビだろうが、ブラックタイガーだろうがエビの種類が違ったとしても、料理してしまえば味はそんなに変わらないだろう(多分)。同じ調理法ものを、舌の肥えた人が同時に食べ比べてみないと判らないと思う。

高いと言われる材料を使って、高いと言われる場所で食べれば、「旨い」と思ってしまうのかもしれない。旨いと感じなければ、自分の舌が悪いのかと反省するのかもしれない。
だいたい人の味の好みは百人百様、百人の人がすべて旨いと思うものってあるのかな?

街で歩いている人たちにインタビューしているが、そういうところに関係なさそうな人まで、「騙された」とか言っている。騙された人は行った人だけ。「私は見栄を張ったりしないから、そういうレストランでは食べないし、そんな高いおせちは買わない」という人はいないようです。

貧乏人のヒガミと受け取られかねないかな?

インド旅行の本

タイトル:インドなんて二度と行くか! ボケ!! 著者:さくら 剛 アウファポリス文庫 定価:640円+税(ネットでもっと安く買いました) 発売:星雲社

軽井沢店の店番をしているカミサンから息子に、「ネットを見ていたら、インドのことが書いてあって、安かったので買ってしまった。マンガだと思って読んでみて」という言葉と一緒に送られてきたのがこの本。
息子は全然読む気が起こらなかったらしく、「こんな本が来たけど、読む?」と言ってこちらに投げてきました。ヒマな時にパラパラ読み始めると、インドの景色などの描写はほとんどなく、騙そうと自分によって来たインドの人たちとのやり取りがほとんどという内容。読み進むうちに、「この著者はインドに行っていないのでないか」という疑問がわいてきた。かの「地球の歩き方」の中の、「僕・わたしはこうやってインド人に騙されました」という記事(?)を読んだだけで、インドには行かないで、そこに書いてることを大げさにして自分が経験したようにこの本を書いたのかもしれないと。想像力をはたらかせれば、いくらでも書ける内容だからです。
最近は旅行案内書などを読んでいないので良く分かりませんが、いろいろなこの手の体験談が書かれていそうな気がします。この著者のユーモアのセンスは悪くないし、騙そうとするインドの人たちとのやりとりを読んでいると、中学程度の英語(自分で書いている)では出来ない会話があるし、ましてヒンディー語は出来る筈は無いと思うので、この著者は想像力はありそうなので、余計そう思えました。でも、この著者は何が言いたかったのだろうか?「インド人の騙しのテクニックは凄いので気を付けてください」でもなさそう。「僕はこうしてインド人の騙しのテクニックに勝った」かな?それとも「楽しんだ」かな?

確かに、僕も寄って来たインドの人たちと同じようなやりとりを何度かしたことがあります。自分のできる限りの語学力と、どうやって言いくるめようと頭を使い、結構楽しいものです。
一度オートリクシャの運ちゃんと料金のことでもめたら、周りに人だかりができていろいろ言ってきた。観客の1人が、「2人の言う値段の中間でどうだ?」と言ってきたので、「お前だったら、こいつの言う値段を払うか?」と聞くと、答えは「No.」だった。運ちゃんが「ポリスのところに行こう」と言うので、「よし、行こう」と答えても運ちゃんは行かなかった。自分に分が無いのが解っていたと思う。同じような会話を何度か繰り返しているうちに、インドに留学しているという黒人がこっちの味方について、運ちゃんにがたがた文句を言い始めた。あまり激しいので、彼が心配になってきて、彼をなだめて中間の金額(約30円)を払ってその場を収めた。彼は被差別観を感じていたようです。自分たちが差別されたことの裏返しだと思いますが、インドの人たちは自分たちよりも色の黒い人たちを自分たちよりも低いと考えたがる傾向があるようです。

そして、どこかに「実はインドには行っていなのです」と書いていないかと、それだけを期待しながら読み進んでいるうちに終わってしまいました。残念ながら、それはありませんでした。やっぱり行ったのかもしれない。2年後にもう一度行ったとも書いています。

空港などでよく耳にする、インド帰りの若い人たちに会話に「インドで騙されまくった」という言葉が良く出てきます。それを聞くと、「それほど深くつきあって無いだろ。近くに寄られたら逃げていたんだろ?」と、いつも心の中で毒づいています。

大体有名観光地だけにサッと行ったら、そこに巣食っている外人相手に一儲けしようと考えている輩にしか会わない可能性が多いと思います。すぐ帰ってしまう外人だから、後腐れも無いし、現地の事情が良く分かっていないから最適なカモという訳です。「No」のいえない日本人ならばなおさらです。少し長くその場所に留まって、その手の輩と何度か顔を合わせていると、意外に打ち解けてきたりもします。
街にたむろする両替屋と何度か両替してから、「これからネパールに行って1週間後に帰るけど、酒やたばこの注文は無いか?」と注文をとって、その儲けで土産を買ったこともあります。
うちのカミサンは、店の前で騒いでお金を稼いでいるヒジュラーの1団と会い、「金をくれー」と言われて、「私は足が痛いんだ。あたしに金をくれ」と言ったら、笑って去って行き、何度か会って挨拶を交わすうちに、「今日は足の調子はどうだい」と言って摩ってくれようするようになったそうです。
相手との関係の妙を味わうのもインド旅行の楽しみの一つとも言えます。

とここまで書いて、インドの人たちだって、自分たちの国にこの手の輩がいることは十分知っていて、憂慮しています。この本をインドの友人たちに読んで聞かせたら、どんな顔をするだろうと想像してみました。その時に何人かの友人の顔を久し振りに思い出させてもらいました。それだけでも感謝するべきだろうか?
プロフィール

はるばる屋 店主

Author:はるばる屋 店主
はじめまして はるばる屋店主です。

大学を卒業して、スイスに山を見に行き、安いというだけの理由で、陸路でアジア経由で日本に帰ってきました。
途中で垣間見た現地の人々の生活や習慣に非常に興味を持ち、

もっといろいろ知りたい

それにはもう一度行かねばならない

そうだアジアに関わる仕事をすれば良い

という三段論法と、

アジアの素晴らしさをもっと他の人にも伝えたい、それにはどうするか?

そうだ!現地に行って商品を買ってきて売る商売をすれば、自分はアジアに行けるし、彼らの文化・技・手のぬくもりを伝えられる。

などと考えて始めたこの商売。
気が付けば、もう30年以上も経ってしまいました。

アフガニスタンで何かあると、「あのおっさんは大丈夫だろうか?」、タイで爆破事件が起きると、「あの場所は、タイに行くと何回も利用する船着場」とか、何時もアジアのことを意識しています。
昨今、ベリーダンス、ヨガなどに人気が出てきました。でも、アメリカ経由の流行という感じもします。まっすぐアジアに興味を持って、好きになってくれる人たちが増えると嬉しいです。

はるばる屋のホームページは、http://www.harubaruya.com/ です。
ネットショップでのお買い物は、こちらからお願いいたします。
BBSでは、アジア関係の催し物の書き込みもご覧いただけます。

よろしくお願いいたします。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR