インドのドクラワ-ク

ドクラ

「店が新しくなって商品が見やすくなったのだから、もう少し真剣に宣伝しろ」と尻を叩かれた(いぇ、アドバイスを受けた)ので少し店内の紹介やら、商品の紹介をさせていただきます。

まずは僕の大好きなドクラワークから。

ドクラワークとは、東インドのオリッサ州周辺に昔から伝わる伝統的技法で、脱蝋法(ロスト・ワックス)により真鍮を溶かして使って様々な形を作ります。。
1つ1つ手作りなので、ほのぼのとした作り手の温もりが伝わってきます。

今はやりの「癒し効果」があるかもしれません。

その技法とは、次の工程です。
1、作りたい物の形の土台を粘土で作る。
2. その土台を薄くした蜜蝋で覆う。
3. 覆った蜜蝋の上に目、鼻、耳など様々な装飾を蜜蝋で貼りつけます。
4. 全体を粘土で覆います。
5. それを火にかけ、中の蜜蝋を燃やして取り出します。
6. 蜜蝋が入っていた空洞に溶かした真鍮を流し込みます。
7. 冷えたら外側の粘土を割って真鍮部分を取り出します。
8. 最後にはみ出した部分などを削り取り終了です。

そのように作られているので、同じ物は一切ありません。同じ大きさで、同じデザインの物を20個並べて比べてみたことがありますが、たとえほんの少しだとしてもどこか違っていました。

デザインのほとんどは神様、人間、動物ですが、最近は灰皿などの日用品まで作られるようになりました。

以上の内容は、インドでこれを仕入れた時に業者から聞いた話なので、正しいかどうかを確認をしたいと思いネットで検索してみました。
すると、中国人らしい人がネット販売しているサイトと去年のナマステ・インディアで当店(多分)でお買いになったインドレストランを手伝っているというインド古典舞踊を踊る女性のブログだけでした。

彼女は最後に「これは何だろう?」と書いています。
このブログを読んでくれるかどうかわかりませんが、お答えします。
「それは、ドンキーです」



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あの地震で40年来の友人が亡くなった

前回の書き込みで、1人からまだ返事が来ていないと書きましたが、その彼が亡くなっていました。

やっと返事が来たと思ってメールを開けると、差出人が息子の名前になっていて、「両親と兄貴が亡くなった」と書いてあった。

自身が起きたのは、ネパール時間の11時56分のようなので、自宅にいたのか店にいたのかどっちだろう?  家は大丈夫だろうから店にいたのだろうと想像した。詳細を知りたかったが、今は忙しいだろうから、それを聞くのは後でゆっくりしてからにしようと決めた。が、彼からの次のメールに、「店とスタッフは大丈夫だったので、近いうちに店を再オープンします」とあった。
ということは、家にいたことになる。街外れのあの4階建ての家だ。4階で一緒に卓球をした思い出もあるあの家だった。
当時は新築で、その後何年たったは良く覚えていないが、結構立派な家だったと思う。

40年以上前に彼の兄貴と商売を始めたのだが、その時彼はまだ学生だった。兄貴がデリーに新天地を求めて出て行った後に彼が店を引き継いで以来、ネパールに行った時はほとんど彼の世話になっていました。

彼との最大の思い出は、息子たちが2歳と6歳の時に連れていった時のことです。食事の招待を受け、彼の家にいき、「子供たちが小さいので、あまり辛い料理はダメなので、味を薄めにしてくれ」と頼みました。それがいけなかったようで、慣れない料理を作ったせいか、いつもよりチキンの炒め方(煮方?) が少なかったために、それを食べなかったカミサン以外の全員(3人)が下痢と吐き気に苦しまされました。水を飲んだだけで、トイレに駆け込むというくらいでした。
とにかく腸という腸の中が空っぽになった気がしました。

成田に着いた時の検便も当然させられました。

その数年前にインドから帰国した筈の友人から連絡がなかなかなかったので心配していたら、病院の看護婦さんから電話があり、「彼はアメーバ赤痢にかかって隔離されていて、電話機も触れない」とのことだった。
その数日後、彼から連絡があり、「成田到着の翌朝に救急車が迎えに来て、そのまま入院した。家の中から周囲まで消毒された」ということがありました。

我が家にも明日救急車が来るのかと心配していたら、代わりに三鷹の保健所の方が来て、「法定伝染病ではないので、隔離ということはありませんが、一応検便させてください」ということでそれに従いました。結果は鶏肉の中までに火が通っていなかったので、キャンピロバクターという菌が侵入して、下痢と嘔吐を引き起こした。止まっていれば、菌が体内から出たということなので、もう大丈夫です」と教えてくれて一安心しました。

ネパールで大地震が。。。。

テレビのスイッチを入れたら、瓦礫の山が目に飛び込んできた。「またどこかで地震が起きたのか?」と、あの瓦礫の感じは、インド、パキスタン、ネパール辺りかもしれないという嫌な予感がして、音声のボリュームを上げると、「ネパール」とのことだった。なんてこった。
レンガを積んだ家々が並び、古くてしっとりとした町並み、たくさんの寺院、ゆったりと街行く人々の優しい笑顔にいつも心を癒されていました。せめてここの人たちは、静かにしてやっていて欲しかった。
その後もテレビで現場の映ると、知り合いの家でないことを祈りながら、記憶にある街の景色を思い出しています。あの町並みが無くなってしまったかと思うと本当に悲しい。

残念ながら、ヒマラヤの成立を考えると、山中でアンモナイトの化石が採集できたり、地震があっても不思議ではない地域ではあることは確か。

近くのネパールレストランのオヤジさんに、ネパールにいる家族のことを聞いてみると、「自分の家族は大丈夫だったけど、親戚の何人かが死んだ」とのこと。返す言葉が無かった。

カトマンズにいる古い友人達にメールを書いて、安否を尋ねてみた。

以前日本に留学していた友人は、本人、家族ともに無事だそうで、良かった。

もう一人も本人、家族ともに無事だったが、「救出仕事に従事しているので、大変忙しい。回復するには外国からの援助が必要だ」と言ってきた。もちろんお金以外で出来ることは何でもしたいか…。

郊外に一軒を建て、自分の家族だけで住んでいて、事務所も比較的新しいビルの2階なので、大丈夫だろう。sじかし、親や兄弟が住んでいたところは旧市街のど真ん中で、ここは壊れてしまった心配があると思っていた友人からは3日経ってもまだ返事がない。心配だ。

日本で稼いでカトマンズ郊外にでっかい家を建てて、今も日本で商売をやっている友人は大丈夫だったろうからまだ連絡をしていない。

せめていっぱいある衣料品を送りたいと思い、まとめてネパールに送る窓口はないものかと、探してみた。ネパール協会などのNGOはいくつかあり、「緊急援助募集」とあるが、どこも募金しか受け付けていない。
尻に火が付いている状態では、悔しいがそんな余裕は無い。

それらのなかには、この時に乗じて自分たちの懐に収めようとしている奴もいるかもしれないので、用心した方が良いかも?

お金はかさばらないし、何でも必要な物に変えることができるから、確かに一番便利なのは分かる。お金以外はかさばるし、送るのにもお金がかかってしまう。
そう言えば、以前何度か衣料品を寄付した「アフガン支援」は、衣料品とともに同時に発送費用の募金をしていた。

先日お会いした「ナマステ・ボリウッド」の編集長と、収益金を送るためのイベント開催をしたいと話しましたが、
会場の問題やどうやって収益を上げるかが意外と難しい。今のところペンディング状態です。

「一日も早い復興を願っています」と書くと、何故か嘘くさい。

プロフィール

はるばる屋 店主

Author:はるばる屋 店主
はじめまして はるばる屋店主です。

大学を卒業して、スイスに山を見に行き、安いというだけの理由で、陸路でアジア経由で日本に帰ってきました。
途中で垣間見た現地の人々の生活や習慣に非常に興味を持ち、

もっといろいろ知りたい

それにはもう一度行かねばならない

そうだアジアに関わる仕事をすれば良い

という三段論法と、

アジアの素晴らしさをもっと他の人にも伝えたい、それにはどうするか?

そうだ!現地に行って商品を買ってきて売る商売をすれば、自分はアジアに行けるし、彼らの文化・技・手のぬくもりを伝えられる。

などと考えて始めたこの商売。
気が付けば、もう30年以上も経ってしまいました。

アフガニスタンで何かあると、「あのおっさんは大丈夫だろうか?」、タイで爆破事件が起きると、「あの場所は、タイに行くと何回も利用する船着場」とか、何時もアジアのことを意識しています。
昨今、ベリーダンス、ヨガなどに人気が出てきました。でも、アメリカ経由の流行という感じもします。まっすぐアジアに興味を持って、好きになってくれる人たちが増えると嬉しいです。

はるばる屋のホームページは、http://www.harubaruya.com/ です。
ネットショップでのお買い物は、こちらからお願いいたします。
BBSでは、アジア関係の催し物の書き込みもご覧いただけます。

よろしくお願いいたします。

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