ミュージカル

去年あたりから、インドの映画が「3 idiots」(きっとうまくいく)以来少しずつ一般の人たちにも「映画」として認められる様になりました。嬉しいことです。しかし、興味の無い人たちからは、未だに、「インド映画って、すぐ踊るやつだろ?」と茶化すように言われることがあります。
「ムトゥ 踊るマハラジャ」が世間に与えた影響の凄さを感じます。そう言われた時には、すかさず「最近は、踊りが無い映画も増えてきていますよ」と答えるようにしています。
そして、歌と踊のシーンでも、物語の重要なことを歌っていることも多いです。
踊りの素晴らしさにどうしても2人のダンスに眼がいってしまう「Devda」の「Dola Re Dola」ののシーンでも、字幕を読んでいると、アイシュが「あの人と結婚しなさいよ」などと、重要なことが歌詞に入っています。何度も観ているので、やっとその余裕が出てきたのかもしれません。

今までにかなりの数の西欧のミュージカル映画が日本で公開されていたのに、途中の歌と踊りに慣れていない人がいるのかもしれません。
僕は若い頃にミュージカル映画をよく観ました。「ウエストサイド物語」は何度観たことか。考えてみると、だから途中で俳優たちの歌と踊りが入る映画を観ても、異常と感じないのかもしれません。
しかし、踊りというよりラヴシーンが長かったり、下手な踊りの時は、耐えられなくなって飛ばしてしまうことはあります。
バックダンサーをみていると、主役の人よりも上手いダンサーがかなりいます。振付師は俳優がどのくらい踊れるかで、振り付けを考えるようですが、インドの俳優さんたちは演技だけではなく、踊りも上手くなくてはいけないので、大変でしょうね。

ここまで書いて、ふと思いましたが、日本のテレビでは、ドラマはあっても、ミュージカルはほとんど放映されません。ステージではミュージルは演じられているし、ミュージカルスタ―なども存在しているにもかかわらず。
ということは、残念ながらミュージカルは一般受けしないということなのかもしれない。
ストーリー進行中の感情移入の妨げになるからかな?

昨日常連さんのお1人がご来店。彼は大学で映像を学んでいるので、映画の観方がさすがに鋭いので、こちらも触発されます。インド映画にはまってそれほど時間は経っていないがよく勉強しています。こちらも理解を深めてもらいたいので、手元にあって余った資料などを進呈したりもしています。

例えば、昨日は、先日買ってもらった「『Bajrangi Bhaijaan』でサルマンが何故あの女の子に助けを求められたのか?」について、「それはガネーサ神の近くで、赤い粉をまいて踊っていたので、神々しく映ったからではないか」というのが、彼の意見だった。何も考えずに、「ホーリーだ」と思いつつ観ていた僕とは違って、鋭い指摘。「それは言える:と思いました。
そんな彼に、「『Drishyam』の最後のシーンについての意見がいろいろあるけど、観て感想を聞かせてくれと言って、買わせてしまった。インド映画としては新しいタイプで、結構スリルがあるし、両方の親の気持ちがとても痛く感じられる絶対面白い映画なので、彼に観て欲しかったからです。もちろん彼の鋭い意見も期待しています。

まだまだインド映画はマイナーなので、普段はあまり話が出来ないようで、うちに来て下さったお客さんはたっぷりと話せて嬉しそうです。

そういう場所を提供できるだけるのは、コチラとしても嬉しいかぎりです。
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インド映画は、家族愛を描いたものが多い。

昨日、ボリウッド映画を買ってくださる常連さんがいらした。前回買っていただいたDVD・Drishyamという映画についても話になった時、僕が、「終わり方がインドらしいというか、白か黒かはっきりさせないアジアらしい」と言うと、「その後の最後のシーンの意味が良く分からない」とおっしゃった。その前のシーンでもう終わったと思ったのとレジをやらないといけなかったので、観逃していました。そこでもう一度観直しました。

ざっとあらすじを書くと、自分がシャワーを浴びている時に盗聴され、その盗聴男が脅しに来た。それが映っている携帯の映像を消してくれといくら頼んでも応じてくれないので、棒でたたき落とそうとしたら、誤って頭を叩いて殺してしまう。帰ってきた父親がそれを知って、娘を守るために必死にアリバイを作り上げた。盗聴男の母親は敏腕刑事で、行方不明の息子を必死に探そうとするうちに1人の警官の証言から、父親が犯人に違いないと目星を付け、アリバイを崩していく。この過程が手に汗を握るくらい面白い。二度観ても飽きませんでした。
結局、息子の死体は見つけられなかった。そして、息子のしたことを息子の友人から知らされ、自分は警察を辞め旦那と一緒にロンドンに行くことに決め、去り際に父親に会いに行き謝る。父親も本当にすまなかったと謝る。お互いに具体的なことは何一つ言わずに。ここで、「アジアらしい終わり方だな」と思い、その後は気にしなかった。背中で音が聞こえたが、エンドロールぐらいに思っていました。その僕が観逃した最後のシーンの感想は、観ていただいた方にお任せするとします。

この映画もそうですが、インドの映画は家族愛(誤解が元で憎みあったりもしますが)がテーマのものが恋愛ものと同じように多いような気がします。
最近入荷した、Brithersという映画もそうです。

とにかく、インドの人たちは家族を大切にします。街中で、旅行者からなにかをかすめ取ってやろうしている男たちも、家では良い息子であったり、良い父親です。一度親しくなると、友人に対してもです。

プロフィール

はるばる屋 店主

Author:はるばる屋 店主
はじめまして はるばる屋店主です。

大学を卒業して、スイスに山を見に行き、安いというだけの理由で、陸路でアジア経由で日本に帰ってきました。
途中で垣間見た現地の人々の生活や習慣に非常に興味を持ち、

もっといろいろ知りたい

それにはもう一度行かねばならない

そうだアジアに関わる仕事をすれば良い

という三段論法と、

アジアの素晴らしさをもっと他の人にも伝えたい、それにはどうするか?

そうだ!現地に行って商品を買ってきて売る商売をすれば、自分はアジアに行けるし、彼らの文化・技・手のぬくもりを伝えられる。

などと考えて始めたこの商売。
気が付けば、もう30年以上も経ってしまいました。

アフガニスタンで何かあると、「あのおっさんは大丈夫だろうか?」、タイで爆破事件が起きると、「あの場所は、タイに行くと何回も利用する船着場」とか、何時もアジアのことを意識しています。
昨今、ベリーダンス、ヨガなどに人気が出てきました。でも、アメリカ経由の流行という感じもします。まっすぐアジアに興味を持って、好きになってくれる人たちが増えると嬉しいです。

はるばる屋のホームページは、http://www.harubaruya.com/ です。
ネットショップでのお買い物は、こちらからお願いいたします。
BBSでは、アジア関係の催し物の書き込みもご覧いただけます。

よろしくお願いいたします。

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