アメリカでまたテロ事件が起きてしまった
Saroyanのジルが以前の様に入れらくなってしまったので、他に良いジルが無いかといろいろ探していたら、アメリカに良さそうなジルがあり、サンプルを入れてみたところ、まずまずだったので、少し入れてみました。ジルが品薄のせいかなんとか売れて、再注文のためのメールのやり取りをしていたら、ボストンの事件が起きました。
メールの相手がAliとう名なので、イスラム教徒に違いないと思い、昨日最後に「犯人がイスラム教徒でないと良いな。そうじゃないと、またアメリカでイスラム教の人たちの立場が悪くなってしまうことが心配だ」と書きました。
今日の報道では、動機はまだ明らかではないですが、犯人はイスラム教徒でした。
すると、今日「There aren't a bad religion in the world but there are bad people in all religions」(世界に悪い宗教などは無い。しかし、どんな宗教にも悪い奴がいる)という返事が来ました。まさに同感。
この問題がテーマになっている”My Name Is Khan” というインド映画で、主人公がほとんど同じことを言っています。
だから、今日のメールで、「この映画を観てください」とインド映画の宣伝をしておきました。
でも、最近のインド映画DVDの字幕に英語と並んでアラビア語もあったりするので、インド映画もアラビア語圏でも人気があるのかもしれません。
もしかして、もう観ているかも?
実は、犯人が北朝鮮の人だったらこの日本も巻き込まれて、ひどいことになるかもしれないと心配していました。
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後日談
今は世界中の古い生地を集めて商売をしているというので、アジアの生地などについていろいろ話しました。
ついでに例のボストンの爆弾事件のことについて、「あの事件によって、またアメリカ在住のイスラム教徒の立場が悪くなってしまったということはないか?」と聞いてみました。
「キリスト教徒も自分だけが正しいと思っている人がたくさんいるから困る」というのが彼女の答えでした。「私は違うけどね」という言葉が続いてのだと好意的に解釈しました。
その後に来店されたのは、以前は仏教系大学の学長をしていた方で、今は引退して地方都市に移り住み、年に一度ほど上京する時は当店に寄ってくれます。
以前イスラム教についての著書を頂いたことがあり、「何で仏教の人がイスラム教についての本なんだ?」と思いながら読ませていただいたことがあります。
彼にもその事件のことを尋ねてみました。「仏教と違って、ユダヤ、キリスト、イスラム教は正と邪しかないから殺しあってしまうんだよな。困ったものだ。その点仏教は寛容性があるし、平和主義の宗教だよ。でも、それだから仏教徒の国は侵略されてしまう」ということでした。