「English Vinglish」

この映画が「マダム・イン・ニューヨーク」という邦題で、もちろん日本語字幕付きで劇場公開されました。
それを記念して、こちらは映画館に足を運ぶヒマが無いので、仕方なく売り物用のDVDを、「ごめんなさい」と思いながら、店番をしながら一人寂しく英語字幕で観ました。
実は、これが3度目です。観る度にだんだん深いところが見えてくる気がします。

公開が決まってからは、インド映画のDVDを買いに来てくださったお客様には、「この映画にはダンスシーンはないですが、主役のシュリデビのカンバック作で、彼女は綺麗だし、内容的にも良い映画ですよ」と散々宣伝しておきました。
先日公開されて好評だった「きっとうまくいく」やこのような良質なボリウッド映画が日本で公開され、評価されるようになると、「インド映画=歌と踊りのおバカ映画」という「ムトゥ」以来の誤ったインド映画観が払しょくされて、日本でのインド映画の地位が確立されていくかもしれません。
喜ばしいことです。

お客さんのなかにはもうご覧になった方もいて、評判は良いようで、宣伝した甲斐がありました。
お客さんのお一人は、「アメリカが舞台なので、インドっぽくないかと思った」そうですが、そこはインド映画、描いているのはきちんとインドです。チョイ役で特別出演のアミターブ・バッチャンなどは、外見は「アメリカ入国の目的は、アメリカを経済的に助けるためだ」と入国審査で告げてしまうようなカッコイイ洗練された国際人ですが、性格はインド人そのものですし、テーマは、「インドの家族についてですし、これからはインド女性も強く生きなければ」という内容です。

そういえば、最近の「Queen」という映画やマードリ-の最新作も女性の自立を扱った映画です。レイプ問題などいろいろ女性蔑視がいまだに根強くあるので、こういう映画がインド国内でヒットくれるのはインド女性にとって良いことだと思います。

それから「日本語字幕付き以外の映画は観ない」という方がいます。この映画を観てやる気と勇気を得て、当店で販売している英語字幕のボリウッド作品も観て欲しいと思います。日本で紹介されていない作品がまだまだたくさんあります。

インド映画を買ってくださるSRKファンのあるお客さんは、意味が解らない時は一度止めて辞書を引いて理解してからまた見始めるということしているそうです。英語の勉強にも最適だと思います。

ネットには、インド在住の日本人の方々などによるボリウッドを含めたインド映画の解説、批評がたくさん載っています。それらを参考にお好みの作品を探してもらうとありがたいです。
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プロフィール

はるばる屋 店主

Author:はるばる屋 店主
はじめまして はるばる屋店主です。

大学を卒業して、スイスに山を見に行き、安いというだけの理由で、陸路でアジア経由で日本に帰ってきました。
途中で垣間見た現地の人々の生活や習慣に非常に興味を持ち、

もっといろいろ知りたい

それにはもう一度行かねばならない

そうだアジアに関わる仕事をすれば良い

という三段論法と、

アジアの素晴らしさをもっと他の人にも伝えたい、それにはどうするか?

そうだ!現地に行って商品を買ってきて売る商売をすれば、自分はアジアに行けるし、彼らの文化・技・手のぬくもりを伝えられる。

などと考えて始めたこの商売。
気が付けば、もう30年以上も経ってしまいました。

アフガニスタンで何かあると、「あのおっさんは大丈夫だろうか?」、タイで爆破事件が起きると、「あの場所は、タイに行くと何回も利用する船着場」とか、何時もアジアのことを意識しています。
昨今、ベリーダンス、ヨガなどに人気が出てきました。でも、アメリカ経由の流行という感じもします。まっすぐアジアに興味を持って、好きになってくれる人たちが増えると嬉しいです。

はるばる屋のホームページは、http://www.harubaruya.com/ です。
ネットショップでのお買い物は、こちらからお願いいたします。
BBSでは、アジア関係の催し物の書き込みもご覧いただけます。

よろしくお願いいたします。

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