ナマステ・インディア 2014
ナマステも出店申し込みをしていた多数のレストランが辞退したために、店舗の数がかなり減ってしまい、渋谷から続くけやき通りに予定されていた店舗がメイン広場に移るくらいでした。そして、来場者も例年の半数以下になってしまい、非常に寂しかったです。
ただ、嬉しいことにこの会場で毎年会いお互いの健康を確認し合う当店の昔からの知り合いや店に来てくれる常連さんはだいたい来てきてくれました。やっぱり本当のインド好きの人たちは違いますね。感謝、感謝です。
広場で屋台をやっているおっさんや売店のおばさんに話を聞いたら、デング熱発生後も毎日営業しているが、罹った人は一人もいないそうです。ただお客さんが極端に減ったので、商売にならないと嘆いていました。
ナマステ・インディアの本部や案内書には虫除けスプレーがズラーっと並んでいたのが笑いました。1日目は涼しかったので長袖を着ていましたが、2日目は暑くて、半袖になったのでスプレーを使わせてもらって、しっかり腕にかけるだけではなく、塗り込みました。
インドのレストラン関係者と日ごろ接触のある友人が面白いことを教えてくれました。インドではセレブの住む高級住宅街のきれいな水にデング熱を媒介する蚊が生息するそうです。だから水のきれいな日本は危険だと怖がっているそうです。出店を取りやめたレストランの人たちと話はできなかったので、出店取りやめの理由を聞けませんでしたが、インドであまり裕福ではないコックさんたちが参加を拒否したのかもしれません。
舞台では、はっきり言って学芸会レベルのものもあったことは否定しませんが、日頃あまり観る機会が無い様々なインド古典舞踊を堪能できましたし、特にラジャスタンの旅芸人のパフォーマンスは圧巻でした。これはインドに行っても簡単には観ることが出来ないものなので感激しました。
ただ、古典楽器の演奏がほとんど無かったのが残念です。