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また本の話

本
「紅茶の国 紅茶の旅」 磯渕 猛著 ちくま文庫 200年7月10日 発行
いつも様に昼飯時に、主に日本の演歌が流れる安い中華レストランで読みました。何故か中国の人は、日本の古い演歌が好きなのだそうです。アラブから日本までの歌を聴いていると、西洋音楽の五線譜で表せない音(つまりその間のコブシまわし)が多いですが、それが万国共通の気持ちよさなのかもしれません。(少し話が外れました)

紅茶の商いをしている著者が、世界3大紅茶の産地である、スリランカと中国の幻の紅茶と言われるキーモン茶の産地(ちなみのもうひとつは、インドのダージリン)と、若い時にイギリスのプランテーション開発のためにスリランカに渡り、現地での紅茶作りに一生を捧げたスコットランド人の故郷訪ねたりする旅行記です。

アジア好きの僕としては、前半の中国とスリランカは、面白かったのですが、後半に彼が訪ねたスコットランドやイギリスの話は、著者の古いイギリスへの思い入れが強すぎ、はっきり言って退屈でした。

それから、「茶の木」は基本的に全て同じで、製法の違いで、緑茶、紅茶などの違いが出来ますが、その製法やそれぞれの特徴などを知りたい方にも、書いていないのでお勧めできません。

ただ、中国の人たちとお茶の関わり方の描写と、お客さんと訪ねたスリランカの紅茶園の話は、非常に興味深く読ませてもらいました。

お茶は中国が発祥で、それが世界中に広がった訳ですが、アジアの国々では、「チャ」、「チャイ」と呼ばれ、英語ではなんで「ティー」なのだとずっと疑問になっていました。
試しに例の中華レストランの女の子に、「茶」を読んでもらったら、「チャ」でした。いろいろ調べてみたら、イギリスが紅茶を積み込んでいた中国の港があった福建省のアモイ地方の方言が語源だと分かり、福建省出身の人を見つけ、この「テー」という発音を聞かせてもらった時は嬉しかったです。

この本の中で、「砂糖は高い」という表現があったので、思い出したのですが、アフガニスタンでは、あの当時チャイは、小さなポット1杯2アフガニでした。チャイは、緑茶と紅茶があり、「グリーン」か「ブラック」を選ぶと、砂糖が入った小さなガラスのカップと一緒に運ばれてきました。最初の一杯目は甘くておいしかったのですが、2杯目は砂糖の甘さはほとんどなくなってしまいました。そこで、砂糖だけをもう少しくれと言うと、「1アフガニ」と答えられ、諦めました。イランでも、やっぱり砂糖は高く、お茶代の半分の代金を請求されました。

サモワールの話も出てきました。トルコでも使っていて、最初に見た時に、寒い時には暖房にもなるし、飲みたい時にすぐに茶が飲めるので、「これを作った人は凄い」と思いました。
でも、数年前にイスタンブールに行った時に、バザールなどで、独特のお盆に茶と砂糖のセットを乗せて運ぶお茶屋さんの姿は変わっていませんでしたが、トルコの紅茶もアップルティーが主流になってしまっていて少し寂しかったです。

それからもうひとつ思い出したのは、トルコの安宿に泊まって朝食堂に行ったら、オヤジさんが、大きな砂糖の塊をクワを小さくしたようなもので、小さく砕いて、角砂糖を作っていました。見ていたら、簡単そうだったので、やらせてもらったのですが、上手くいかなくて、迷惑をかけてしました。
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プロフィール

はるばる屋 店主

Author:はるばる屋 店主
はじめまして はるばる屋店主です。

大学を卒業して、スイスに山を見に行き、安いというだけの理由で、陸路でアジア経由で日本に帰ってきました。
途中で垣間見た現地の人々の生活や習慣に非常に興味を持ち、

もっといろいろ知りたい

それにはもう一度行かねばならない

そうだアジアに関わる仕事をすれば良い

という三段論法と、

アジアの素晴らしさをもっと他の人にも伝えたい、それにはどうするか?

そうだ!現地に行って商品を買ってきて売る商売をすれば、自分はアジアに行けるし、彼らの文化・技・手のぬくもりを伝えられる。

などと考えて始めたこの商売。
気が付けば、もう30年以上も経ってしまいました。

アフガニスタンで何かあると、「あのおっさんは大丈夫だろうか?」、タイで爆破事件が起きると、「あの場所は、タイに行くと何回も利用する船着場」とか、何時もアジアのことを意識しています。
昨今、ベリーダンス、ヨガなどに人気が出てきました。でも、アメリカ経由の流行という感じもします。まっすぐアジアに興味を持って、好きになってくれる人たちが増えると嬉しいです。

はるばる屋のホームページは、http://www.harubaruya.com/ です。
ネットショップでのお買い物は、こちらからお願いいたします。
BBSでは、アジア関係の催し物の書き込みもご覧いただけます。

よろしくお願いいたします。

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