地震、津波、原発事故から3カ月経ちました。
地震と津波で多くの方々が無くなり、家を流されて仮設住宅建設を待っている避難民の方々もまだたくさんいらっしゃいます。1日も早く被災者の方々の将来が明るくなる見通しが立つような政策を立てることが政府に求められていると思います。
それなのに、早急にしなくてはいけないことが遅々として進んでいないような気がします。
原発事故の正確な情報が、迅速に公開されなかったりとか、確かに今の政権は、あまり機能していないように感じます。別に今の政権を擁護する気はまるでないですが、誰かが邪魔をしているのではないかとも思えてしまいます。そして、それを邪魔しているのは誰なのか?という議論がされていないように思えます。
そして、この期に乗じて、政権を取ろうとしている政治屋が組んで内閣不信任案を出したりしています。大体「原発は、絶対安全で、クリ-ンで、環境に優しい」と国民に信じさせ、推し進めてきたのは、どの党なのだ。そんな時間を浪費している暇があったら、自分たちが作ったもので、次の政権が苦労しているのだから、自分たちが持っている情報を全て与えて、1日も早い解決に手を貸すべきではないか。その方が、自分たちの党の人気が上がったのはないでしょうか?そうすれば、次の選挙でもんだなく政権を取れたと思います。
国民に、政治にソッポを向かすこと考えているのか?政権を取るということはそんなにおいしいことなのか?と勘繰ってしまうほどです。
地震と津波は天災なので、自然の脅威ということで、ある程度の諦めがつく方もいらっしゃるかも知れません。しかし、どう考えても原発事故は、許せない人災です。
先日、東電を退職した知人に、「何でもっと大きな地震や津波が来ることを考えなかったのか?」と尋ねました。彼の答えは、「もっときちんとやろうとすると、政府の補助金が打ち切られてしまう」だった。住民のことなど考えずに、適当なところで馴合いの双方が折れたということではないでしょうか?
大人には、子どもたちに、「きれいな地球を維持し、渡していかなくていけない」という責任があります。僕は、断固そんなものは作りたくないです。大体、地球温暖化は、ガセだという噂もあります。
このような危ないものの存在が、「本当に必要なのか? 替わりのものはないのか? それに対して我々のできることは何なのか?」を、人類にもう一度考えさせてくれる事故となって欲しいと思います。今まで使い過ぎていたのだから、それまで節電することは、国民は納得すると思います。
それでなければ、こんなにたくさんの亡くなった人たち、現在もまだ希望をみいだせない被災者の方々が浮かばれません。