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黄泉(よみ)の犬 藤原 新也 

バンコクだよりから少しより道させてください。

黄泉(よみ)の犬 藤原 新也 文春文庫 ¥ 690(Amazon調べ)

旅から帰ってきて、彼の「印度放浪」を読んでファンになり、それ以降は、「アメリカ」という作品までは全部読んでいて、はるばる屋のリンク先に勝手にリンクしたりしていたのですが、そのうち書店や図書館に行く余裕が無くなり、彼の作品から少し遠ざかっていました。

先日、ナマステボリウッドのすぎたさんとのメールのやり取りの中で、彼が、「今、藤原新也のこの本を読んでいます。麻原のことなどが書いてあり、面白いですよ」と教えてくれました。以前オウムの事務所が近くにあったことがあり、信者がうちの店に来たことがあったり、インドに行った時に「オウム真理教様ご一行」と往復とも同じ飛行機のこともありました。例のサリン事件があった時は、何故か「これはオウムがやった」と口走ったこともあります。そんな訳で、オウム真理教にも少し興味があったので、早速図書館から借りてきて読んでみました。

基本的には1つのテーマなのですが、3つに分かれていて、最初はオウム真理教の麻原について、次にインタビューをさせてくれと言ってきた学生との話、最後にインドで出会った同年代の男の話。彼はかなり自分のことを赤裸々に語っていて、インドに行き、いろいろ体験したことをベースに麻原のことなどを書きつづっています。

彼は芸大を中退してインドに行きました。同じ頃に僕もインドに行きましたが、それはヨーロッパから日本までの帰り道で、ネパールに行く途中の通過点でした。その違いが、その後の人生を分けたようです。(もちろん、芸術心、文才など諸々の才能のことは考えないで書いています)
彼と同じように火葬場で人が焼かれる状況を見たし、臭いもかぎました。何かの加減で、髪の毛が燃えた時などには、あの臭いを思い出します。彼は何週間も眺めていましたが、僕はたったの2日ぐらいで先に進みました。
宗教に対するスタンスも同じようなものですが、僕はホーリー(春の水かけ祭り)などの時には、進んで参加しますが彼はしません。これについては書かれていませんが、彼は決してガンガーでの沐浴などはしなかったと思います。僕も絶対しません。それは、水が汚いという理由ではないです。彼らの宗教に帰依しているわけでもないのに、それをすることは、彼らを茶化しているように感じるからです。穴からバイキンが入るというので、若い女性が、「穴を塞いでガンガーに入った」とか、mixiに書いているのを読むと、ぞっとします。
彼がインドに行きはじめた「70年代から世界中から宗教がらみでインドに行く若者が多くなった」とあります。1時は、教祖の写真が付いたペンダントをした日本人を含む外国人がたくさん渡印していました。それを見て、インドの商売相手に、「お前がアカンバーをした写真を入れた同じデザインのペンダントを作ったら売れるかも?」と言ったことがあります。今でもそういう人たちも少しはいますが、今の日本の若者は、「怖いものを高みから見る」というサファリワールドでバスに乗る感覚の若者が多い気がします。平気でガンガーで沐浴できるのもそれの延長線だと思います。
すべての移動を日本から予約しないと不安」などと書き込む輩もいます。思った通りになることが当たり前で、それ以外は考えられないのか?耐えられないのか?これも彼の言う一つの病理かもしれません。




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まとめteみた.【黄泉(よみ)の犬 藤原 新也 】

バンコクだよりから少しより道させてください。黄泉(よみ)の犬藤原新也文春文庫¥690(Amazon調べ)旅から帰ってきて、彼の「印度放浪」を読んでファンになり、それ以降は、「アメリカ

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プロフィール

はるばる屋 店主

Author:はるばる屋 店主
はじめまして はるばる屋店主です。

大学を卒業して、スイスに山を見に行き、安いというだけの理由で、陸路でアジア経由で日本に帰ってきました。
途中で垣間見た現地の人々の生活や習慣に非常に興味を持ち、

もっといろいろ知りたい

それにはもう一度行かねばならない

そうだアジアに関わる仕事をすれば良い

という三段論法と、

アジアの素晴らしさをもっと他の人にも伝えたい、それにはどうするか?

そうだ!現地に行って商品を買ってきて売る商売をすれば、自分はアジアに行けるし、彼らの文化・技・手のぬくもりを伝えられる。

などと考えて始めたこの商売。
気が付けば、もう30年以上も経ってしまいました。

アフガニスタンで何かあると、「あのおっさんは大丈夫だろうか?」、タイで爆破事件が起きると、「あの場所は、タイに行くと何回も利用する船着場」とか、何時もアジアのことを意識しています。
昨今、ベリーダンス、ヨガなどに人気が出てきました。でも、アメリカ経由の流行という感じもします。まっすぐアジアに興味を持って、好きになってくれる人たちが増えると嬉しいです。

はるばる屋のホームページは、http://www.harubaruya.com/ です。
ネットショップでのお買い物は、こちらからお願いいたします。
BBSでは、アジア関係の催し物の書き込みもご覧いただけます。

よろしくお願いいたします。

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