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インド映画 Robot

今、タミル映画のこの映画が日本で一般公開されています。タイトルにはインド映画と書き、本文ではタミル映画と書いた理由は、お札に13の言語で金額が書かれていることからも分かるように、インドは多言語国家で、多少の差はあれ、それぞれの言語で映画が作られています。
近頃、「ボリウッド」と呼ばれているものは、インド政府が標準語にしたがっているヒンディ語の映画ことで、タミル映画は、同じインドの映画ではありますが、ボリウッド映画ではありません。
この映画の主演・ラジニ・カント(以前公開された「ムトク 踊るマハラジャ」でも主演でした)は、ボリウッドにも客演しますが、タミル映画のトップスターです。
当店のお客さまで、この映画をご覧になったお客様がお2人いて、お2人のご意見が違うので、面白かったです。
お一人は年配のお客さまで、ご年配で、古いタイプの映画がお好きなため、「CGが多いし、音楽は打ち込みが多いし、踊りもロボットみたいで、ストーリーも単純で、面白くない」とおっしゃっていました。
もうお一人は、以前スリランカやマレーシアに住んだことがあり、そこでよくインド映画を見たという方で、「これぞ、ラジニ主演のインド映画という感じで悪くなかったですよ」とおっしゃっていました。お2人のご意見を聞いて、俄然観なくてはいけないと思い、通常はお客様が視聴したい時以外は封を切らないのですが、その禁を破ってしまいました。
「分かりやすいストーリー、派手なアクションシーン、笑いとペーソス、歌と踊り」のインド映画の要素がしっかり入っていて、立派なインド映画でした。タミル(インドではとは言いません)では大ヒットしたと思います。
後者のお客さんが、「これは良い映画なので一度観てくださいよ。ロボットと同じShankarという監督の作品です」と言っていたタミル映画の「Indian」という映画もついでに観てみました。これは、タミルでラジニと人気を二分する演技派のカマル・ハッサンが主演で、上記のインド映画の要素もしっかり入っているが、社会派の映画でした。インドが独立すれば良い国になると信じて活動してきたのに、独立しても汚職や不正がはびこり、庶民の生活はちっとも良くならない現実にいら立ち、役人などを暗殺していく犯人の息子役でした。彼の演技力に感心するとともに、そこでロボット的なダンスとCGを使っていたのを観て、この監督がこの映画の監督として最適だったような気がしました。

先日、昼前のテレビの情報番組で、Robotが大ヒットしていると伝えていました。しかし、司会者たちが、馬鹿にしたようなコメントをしているのに頭に来ました。もし、アメリカなどの作品ならば、憧れたような眼をして、「カッコいいですね」なんていったような気がします。

1昨年だったと思いますが、インドを題材にした「SLUMDOG MILIONAIRE」という映画がオスカー賞を取りました。その時のインドの人たち感想は、「こういう映画はインド人監督で何度も撮られてきたが、その時は全然評価されなかったのに、イギリス人がこういう映画を作ると評価されるのはおかしい」というものでした。だた、同時にインド人のA R Rhamanという音楽監督が音楽賞を取ったことはもろ手を挙げて喜んでいました。僕としては、いつもの彼の音楽と比べてそれほど良いとは思いませんでした。ちなみにここに書いた3作品ともこの音楽監督です。
バカなコメントを聞いて、そんなことを思い出しました。

近いうちに、ボリウッドの大スターシャルク・カーン主演のRa,Oneという映画も一般公開されるそうです。これもRobotと同じようにCGを駆使したゲームから飛び出した敵役との戦いの映画です。ラジニもチラッと顔を見せます。

しかし、Robotのフライヤーにある「ワケわからんが面白い」だけのインド映画以外のまともな映画が日本でも一般公開され、日本でもインド映画が、「映画として」きちんと評価されるように願っています。
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はるばる屋 店主

Author:はるばる屋 店主
はじめまして はるばる屋店主です。

大学を卒業して、スイスに山を見に行き、安いというだけの理由で、陸路でアジア経由で日本に帰ってきました。
途中で垣間見た現地の人々の生活や習慣に非常に興味を持ち、

もっといろいろ知りたい

それにはもう一度行かねばならない

そうだアジアに関わる仕事をすれば良い

という三段論法と、

アジアの素晴らしさをもっと他の人にも伝えたい、それにはどうするか?

そうだ!現地に行って商品を買ってきて売る商売をすれば、自分はアジアに行けるし、彼らの文化・技・手のぬくもりを伝えられる。

などと考えて始めたこの商売。
気が付けば、もう30年以上も経ってしまいました。

アフガニスタンで何かあると、「あのおっさんは大丈夫だろうか?」、タイで爆破事件が起きると、「あの場所は、タイに行くと何回も利用する船着場」とか、何時もアジアのことを意識しています。
昨今、ベリーダンス、ヨガなどに人気が出てきました。でも、アメリカ経由の流行という感じもします。まっすぐアジアに興味を持って、好きになってくれる人たちが増えると嬉しいです。

はるばる屋のホームページは、http://www.harubaruya.com/ です。
ネットショップでのお買い物は、こちらからお願いいたします。
BBSでは、アジア関係の催し物の書き込みもご覧いただけます。

よろしくお願いいたします。

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